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｢うわ、また増えた｣
u｢お嬢ちゃんらお家は？｣
｢ないっていってんでしょ。連絡しっかり取り合いなよ｣
u｢なんやこの子。昔のAちゃんみたいやな｣
『路上生活してるの』
u｢そうなんか｣
｢ねぇ、この子達助けられないかな？｣
私は大先生を引き寄せ耳元で言った
u｢まぁ、孤児院に連れてくことならできるで｣
｢私達、孤児院なんて行かないから｣
いつの間にか近くに来て話を聞いていた
女の子の言葉を聞いた他の子達も一斉に嫌だ嫌だと言い始めた
大先生はめんどくさそうな顔をしている
u｢なんでや？ここよりからマシな暮らしできるやろ｣
｢私達、大人に世話されたくないの｣
子供たちの目は、寂しげで怒りに満ちていた
きっと沢山酷い目をみたんだ
それで信用出来なくなってる
...私もそうだったからわかる
すると、無線機から声がした
z｢任務管理ょーっす｣
k｢大スンリですわ！｣
t｢兵の抵抗も鎮圧完了｣
s｢国に攻めてきたやつなし｣
h｢同じく｣
g｢皆の者ご苦労｣
すると、どこからか声が聞こえた
g｢私は我々国総統、グルッペン・フューラーだ。この国は我々国が支配した｣
グルッペンがどこかで放送してるのかな
u｢じゃ、俺らはこれで撤退しよか｣
『撤退？』
u｢こっからは俺らの仕事ちゃうから｣
大先生は子供たちを見て
u｢ついては来ないんやろ？｣
｢あたりまえ｣
大先生は私の手を引っ張って歩いていった
『離して！まだ私は納得してない！』
u｢A｣
大先生がとても強く、低く私の名前を呼んだ
やめなさいと言わんばかりに私の手首を強く握った
でも、そんなことじゃ諦められない
『私の事は強引に連れていったじゃん。なんであの子達はダメなの？意味わかんない！』
u｢Aが俺らといることは奇跡だったんだよ｣
『奇跡って何！？』
u｢恵まれてたんや。俺らは。世界中孤児なんてたくさんおる。こんな時代、孤児院なんて作るところ滅多にない。そんな中で拾ってもらえる子とかまともに生活出来る子なんてほんのひと握りの人間なんや｣
『だったら、私達が救ってあげればいいじゃん！孤児でも勝者になれるんでしょ！』
大先生は私の手を離した
u｢何もせんで勝者にはなれへん。ほんまに努力せえへんとなれへんのやで？あの子らが自らどうにかしようと思わん限り、救ってももらえへんし勝者にもなれんよ。ほら、帰るで｣
目の前で車が止まり大先生が乗った
私はどうすることも出来ず、車に乗った
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パリピなマヨネーズ - ｵｲｵｲｵｲ夜なのにリビングでｶﾞﾁ泣きして親に変な目でみられちまったｧじゃねぇか((←ほとんどお前のせい まぁとにかく素晴らしい作品ありがとございました！ (2021年12月22日 1時) (
レス) @page44 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - 自分が主人公になっていてびっくりしました！！我々だ好きにはたまんないですね 我々だのみなさんと喋っているようでとても面白かったです ありがとうございました これの続き等はあるんですか よければ教えて下さい (2020年7月12日 8時) (レス) id: 223fbb8a1c (このIDを非表示/違反報告)
ワタミん(プロフ) - やばいすごすぎる最後の手紙で泣いちゃいました今さら読み終わりました.....ほんとに素敵な作品ですいやもう神作 (2019年10月25日 19時) (レス) id: f569aaf55e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 今、読み終わったんですけど……すごいです。あの、ガチです。とても素晴らしい作品だと思います。(^^) (2019年5月6日 16時) (レス) id: b0f621bab8 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - めちゃめちゃ素敵なお話でした....... (2019年5月5日 1時) (レス) id: d238749b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：口内炎いたすぎわろた | 作成日時：2018年5月26日 20時
