さん ページ3
城に帰り夕食の準備を始めた
ハンバーグのタネをこねていると、エーミールがキッチンに来た
e｢ハンバーグですか。いいですね｣
『紅茶？』
e｢そうです｣
『入れようか？』
e｢いえ。料理の邪魔をしてはいけませんし｣
『すぐ出来るし、大丈夫だよ』
e｢それなら、お言葉に甘えましょう｣
『座って待ってて』
私は沸かしてあったお湯に茶葉を入れた
そして、カップに注ぎ砂糖を1つ入れエーミールの席まで運んだ
e｢ありがとうございます｣
『いいの。これくらいしか仕事ないから』
e｢とても助かってますよ｣
『...うん』
私は再びキッチンに戻り、ハンバーグのかたちを整え始めた
やっぱり、こんな生活じゃだめな気がする
...よし、直談判だ
私はさっさと料理を作り終えみんなを呼んだ
s｢うまそー！チーズイン？｣
k｢ケチャップがよかったわ。ハートの｣
『お話があります！』
私は少し大きめの声で呼びかけた
t｢どうしたん？｣
『私、今の仕事に不満がある...というか、生活に不満がある』
g｢給料もやってるやろ。我儘言うな｣
『そうじゃないの！私...自立したい』
o｢え？｣
『一人暮らししたい。社会に出たい』
そう言うと皆はグルッペンの方を見た
グルッペンはフォークを置きこちらを見た
g｢...ここを辞めて一人暮らしをするということか？｣
『...うん』
g｢ダメだ｣
『なんでよ！私、もう子供じゃない！』
g｢まだ子供だろ｣
『グルッペンのバカ！』
t｢A、落ち着き｣
トントンが静かに言った
t｢まず、ここ辞めてどこで働くつもりや？学校に行ってない子が就職出来るところなんてそうそうない。しかも、一人暮らしなんて。一人暮らしするなら俺らはお金を出せへん。そんなんでどうやって生活するつもりや。｣
『...お金なくても生活できたし』
t｢あほ。俺らがそんなん許すわけないやろ｣
トントンの言う事が正論すぎて何も言えない
sn｢まぁ、今の仕事内容じゃ家政婦さんみたいだし、もっと幹部らしいことがしたかったんだよね？｣
『...』
n｢Aがいるから俺らもすごく助かってるんやで｣
e｢それでもここを辞めたいですか？｣
『...私は、私のやりたいことをやりたいだけなの。それが何か分からないけど』
g｢恵まれた悩みだな｣
グルッペンの声が冷たく響いた
『え？』
g｢お前は、今の仕事も生半可な気持ちでやっている。そんな奴がやりたいことをやる、ましてややりたいことを探すなんて無理だな｣
私はその言葉に何も言い返せなかった
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パリピなマヨネーズ - ｵｲｵｲｵｲ夜なのにリビングでｶﾞﾁ泣きして親に変な目でみられちまったｧじゃねぇか((←ほとんどお前のせい まぁとにかく素晴らしい作品ありがとございました！ (2021年12月22日 1時) (
レス) @page44 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - 自分が主人公になっていてびっくりしました！！我々だ好きにはたまんないですね 我々だのみなさんと喋っているようでとても面白かったです ありがとうございました これの続き等はあるんですか よければ教えて下さい (2020年7月12日 8時) (レス) id: 223fbb8a1c (このIDを非表示/違反報告)
ワタミん(プロフ) - やばいすごすぎる最後の手紙で泣いちゃいました今さら読み終わりました.....ほんとに素敵な作品ですいやもう神作 (2019年10月25日 19時) (レス) id: f569aaf55e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 今、読み終わったんですけど……すごいです。あの、ガチです。とても素晴らしい作品だと思います。(^^) (2019年5月6日 16時) (レス) id: b0f621bab8 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - めちゃめちゃ素敵なお話でした....... (2019年5月5日 1時) (レス) id: d238749b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：口内炎いたすぎわろた | 作成日時：2018年5月26日 20時
