ごー ページ5
定時に帰ると、...なんか騒がしいな
あれ?私の部屋には幽霊がいるのかな?また明かりついてるし...グルちゃんだけの声じゃない...
『1匹でたら100匹いると思え...か。なるほどな』
ドアを開けると男4人が鍋をつついている
いつからここは、ホームパーティーの会場になったのかな?
「お、おかえり」
『ただいま。じゃねーよ。なんなん?自分の家でやれよ。意味わからん』
「おー!これがサカナさんか!」
「結構かわええなぁ」
「お邪魔してます」
...なんか聞き覚えのある声
『グルちゃん、この人達って...シャオロンと大先生とトントン?』
「お、よくわかったな」
『ですよねー』
「え?知ってんの?うわっ嬉し!」
「俺らもサカナさんのファンなんですぅ!」
グイグイくるな、この人達
『そりゃ、ありがたいですけど...帰れよw』
「「え」」
『え、じゃねーよ!なんなん?何ひとの家で鍋食ってんの!?』
「日本酒持ってきたゾー」
『いただく』
「「「え」」」
グルちゃんが持ってくるお酒はむちゃくちゃ美味しいんだよ…たけぇんだよ
私はグラスに氷を沢山入れ日本酒を少し注ぎ、一気に飲んだ
『っかー...で、何のよう?』
「昨日と同じく」
『むり』
「えー!ええやん!」
『なにがええねん』
「有名になる!」
『炎上でな』
しつこいな、他のやつ誘えよ...
「うむ...ならば普通にゲームするのはどうだ?撮影なしでだ」
『え?』
「それならええやろ」
『うーん』
「勝てたら日本酒」
『のった』
「のるんかい!?」
「ほんまに酒好きやな...」
美味しいお酒、飲む、幸せ、
「Hoi2で、都道府県でええか。はこがいい」
『うーん、熊本』
「わかった。来週の日曜でどうだ?」
『おけ』
Hoiか...むちゃくちゃ久しぶりやな
グルちゃんとやって以来やってなかったからなー
...ってか
『あのーグルちゃん?』
「なんだ?」
『あちらの、トントン...さん?のかお怖くね?なんで私が気を使ってんの?』
「もともとだ」
「んなわけないやろ」
黙っていたトントン...さんが口を開いた
「グルさん。日曜は実況動画撮るってことで皆予定合わせたんやから、その日はやめよや」
『あ、なら別の日にしよか』
「いや、いい」
「は?」
グルちゃんはトントン...さんに耳打ちをした
トントンさんはめちゃくちゃ驚いた顔をした
うん、良くないことを言ったな?
「ダメ」
「ええやろ」
うん。なんかわからないけどトントン...さん頑張ってください
50人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:口内炎いたすぎわろた | 作成日時:2017年10月29日 19時