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「グルちゃんどうだったん？」
「なかなか手強かったぞ」
「引き込めそうなんか？」
「まあ、引き込むつもりだ」
我々だ作戦会議が帰ってから行われた
「サカナさん来てくれたら嬉しいな。俺ファンやねん」
「俺も、むっちゃおもろいよな」
大先生とシャオロンはAのファンだったらしくこの作戦に大賛成だった
けども
「あんまり無理に引き込もうとすなよ？」
「わかってる」
「ほんまかー？」
トントンはあまり乗り気ではないようだが
「あ！サカナさんの生放送始まったで！」
「会議中断！」
シャオロンが生放送の画面を開いた
『どーもー、サカナで〜す。今日はねー…どうしよっかなー』
Aの声はなんか酔っているようで呂律が回ってない。
あ、日本酒置いてきてたな
『え？またスプラ？うーん...あ、バイオやろ』
「コメント完全無視やんか笑」
「リスナーなんか、訓練されてる笑」
『おらおら、死に損ない共めー...っは！あ、あ、あ、あ、や、やめちくりー！...お、死に晒せー！.....っは余裕っすわこんなん』
「あー！一緒に実況動画撮りてー！」
「グルちゃん俺も明日一緒に行ってええ？」
「俺も行きたい！」
「ええぞ」
「あんま迷惑かけんなよ？」
「大丈夫大丈夫」
まったく心配性なやつめ
あ、
「トン氏も来ればええか」
「ふぁ！？」
「いや、トン氏が行ったほうが信頼を得られるやろ」
「いやいや、俺はええよ」
「総統命令」
「人権は！」
「公地公民制やから」
「なんて世の中や」
トン氏は俺が諦めないと分かりため息をついた
「俺が行くからには好き勝手にさせへんからな？」
トン氏が悪い笑顔で言った
俺がつくったイメージだったが、こいつ大天使やないよな
「え、トントン来るの？童貞が女に会って大丈夫？ムラムラせーへん？」
「ん？」
「っひ...いやぁトントンが来てくれるなら嬉しいわあ」
シャオロンがトン氏に睨まれて冷や汗をかいている
ネズミと蛇...
明日は4人で行くのか
Aを引き込むまで、みたいなので四コマ漫画書けそうやな
今度書いてもらうか
日に日に増えていく勧誘に困惑するA...ふむ、おもしろいな
「じゃあ、二日目も頑張っていくぞ」
「「「「おう！」」」」
部屋の中に男どもの声が響き渡った
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作者名：口内炎いたすぎわろた | 作成日時：2017年10月29日 19時
