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カイ ページ9








海『じゃな』









笑顔で手を振る祐基と




黙ったままで俺を見る佑亮。









祐基は昔からこうだけど








佑亮は...Aがいなくなってから変わったな。









あんなにうるさかった奴が、ここまで静かになるなんて。









好きだったもんな、Aのこと。









ーーーーー...♪








あ、これ...
Aが好きって言ってた曲。









音楽の趣味が同じで
よく一緒に聴いてたっけ...。









海『...腹立つ』









自分に...腹が立つ。









思い出したくなかった。









でも、忘れたくもなかった。









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作者名:知華 | 作成日時:2017年11月27日 18時

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