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佑『今は...』









≪佑亮も歌ったらいいのに...いい声してるのにな≫









≪本当に会えてよかった。



バンド、誘ってくれてありがとう≫









稜『佑亮?』









やっぱり、今でも俺は...









佑『...好きって、言ったら?』











稜『変わらないなって思う。





...人のこと言えないけど』









佑『え...』









稜『好きなんだ、俺も』









本当はこういう時
ライバル心を持つんだと思う。









でも、不思議とその気持ちが出ないのはどうしてだろう...。









≪稜雅って好きな人いるの?≫









≪ピアノもう少し聞かせて≫









≪もし、私が稜雅のこと好きって言ったらどうする?≫









...ああ、そうだ。









Aは稜雅のことが好きだった。









だから...俺はこんなに稜雅を嫌ってたんだ。









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作者名:知華 | 作成日時:2017年11月27日 18時

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