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『俺、ガリガリでよかったね』
シャワーから上がって、着た服を見せつける稜雅。
「間違えて大きいサイズ買っちゃったの。
こういう時に使うとは思わなかったけど...」
『またまた、何もしやせんよ』
「分かった分かった」
適当にあしらっているけど
パーカーの首もとから見える鎖骨と、塗れた髪にドキッとしたのは言わないでおこう。
『消毒しよっか』
「あ、自分でするよ」
『いいって、俺がやりたいから』
自分でいってるくせに
稜雅の顔...真っ赤だ。
「じゃあ...お願い」
『痛かったら言って』
と、稜雅は優しく傷の手当てを進めた。
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『...最後』
と、口の端の傷を消毒して
稜雅が手を床に下ろした時...。
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知華(プロフ) - とわさん» そう言ってもらえて本当に嬉しいです!こちらこそ、今まで読んでいただき、ありがとうございました!次回作もよかったら覗いてみてくださいね * (2017年11月27日 17時) (レス) id: a1e660cdeb (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました!!通知来るたびに嬉しくて毎回楽しみにしてました!!ほんとにありがとうございました! (2017年11月26日 17時) (レス) id: ac7abc9e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:知華 | 作成日時:2017年11月17日 18時