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『私は、あなたの虜』
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...あれ、黙っちゃった。
『A...?』
ゼリーを見たまま固まってる。
これはこれで可愛いんだけど
このままだと俺が寒い男みたいになっちゃう。
『こっち見て...』
と、Aの肩に手を置くと
「......っずるいよ」
既に泣き腫らしている顔で、彼女はポツリと呟いた。
「私もだよ...稜雅」
やばい、そろそろ...限界かも。
『...好き』
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大好きな彼女を抱きしめて
大好きな彼女の目をみつめて
抱えきれないくらいのこの気持ちを
互いに伝え合った。
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鼻にかかる桃の香り
泣き腫らした彼女の顔
そして
このキスの味を
俺は一生、忘れない。
「...大好き」
『...大好き』
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ーーーーー...the end.
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知華(プロフ) - とわさん» そう言ってもらえて本当に嬉しいです!こちらこそ、今まで読んでいただき、ありがとうございました!次回作もよかったら覗いてみてくださいね * (2017年11月27日 17時) (レス) id: a1e660cdeb (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました!!通知来るたびに嬉しくて毎回楽しみにしてました!!ほんとにありがとうございました! (2017年11月26日 17時) (レス) id: ac7abc9e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:知華 | 作成日時:2017年11月17日 18時