傷だらけ。

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金曜日。






朝、準備を済ませ
今まで貯めたお金を数えていく。









私がこの行為を初めたのは高校1年の春から。
今日で1年と少し経った。








前いた高校でバレたのは平気だったけど、思ったより田舎で相手がいなくなったのが引っ越した理由。







何人か別れるのが辛い人もいて...








でも、この先自分も相手も嫌な思いをしそうで誰にも伝えずに此処に来た。









「1、2、3、4......」









あと少し...。
これなら普通のバイトで稼げるかもしれない。







ってことは...稜雅の告白にやっと答えることができる。







その前にこの傷を治して、海をどうにか説得しなきゃだけど...。






この4日間、海は毎日私を抱いて、殴った。






たった4日だけど、傷は全身に広がっていた。




今日も長袖。
顔のアザを隠すために、マスクもつける。





暑いけど、バレるよりマシだ。

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