今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:1,331 hit
小|中|大
44話 ページ46
彼方「そんなことないよ
音痴なんて1ミリも思わなかった
感情こもってていいじゃん!
もっと自分に自信もって?」
歌だけじゃなくてそんなふうに言われたこと自体が初めてで
どういう対応するのが正解なのか分からないけど
人に認めてもらうのって
すごいって言われるのって
褒められるのってこんなにも嬉しいんだね_______
そんなこと考えててついぼーっとしていた
彼方「A?」
『!? は、はい!』
彼方「ぼーっとしてた
大丈夫?」
『あっ…ごめんなさい
なんかああいう風に言われたの初めてで
なんか…なんかっ…』
泣くつもりなんてなかったのに涙が溢れてきた
彼方「嬉しかった?」
『嬉しくてっ…
なんか胸があったかくなるような感じがして…
こんな気持ち初めてでっ…』
彼方「そっかそっか」ナデナデ
彼方はそれ以上何も言わず頭を撫でてくれていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みくるϋ? | 作成日時:2018年1月20日 3時