検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:9,237 hit

ページ7

翼side

チラ、と灰中先輩に気づかれないように体育館入口方面を見る。

先輩達がざわざわと集まってきていた。







一方、灰中先輩は苦虫を噛んだような顔でこちらを睨んでくる。
先輩達が体育館に入ってるの気づいてない...( 笑 )









翼「ありがとうございます。先輩。これ流せば貴方は人気者ですね?」
もちろん、違う意味でね。


さあ、暴れてくださいよ。





灰中「ッツこっの!!!!」
胸ぐらを掴まれ、殴られそうになった時。

思いっきり息を吸い込んで叫んだ。




翼「きゃぁぁぁあ!!」


木葉「なになに〜って、え?」
猿杙「え〜どしたの?」
小見「うっわ、なになに喧嘩!?」




3年生達が徐々に集まってくる。
灰中先輩は、唇をわなわなと震わせ私の胸ぐらを掴んだままいった。





灰中「つ、翼ちゃんがねっ!!転びそうだったから!!掴んであげたの!!」

ごめんね?と胸ぐらを離す。




転びそうになって普通そんな所掴むかよもっと頭働かせよこいつ。





翼「そ、そんな...!!違います!!灰中先輩、嘘つかないでください...!!」



すると、どうしたどうしたー!!!と木兎先輩とその後に赤葦先輩、Aと続けて来る。



木兎「って、なんで翼は泣いてんだ?」
翼「っ、木兎、せんぱっ」


ぎゅっ、と倒れ込むようにして木兎先輩の胸元に行く。

優しく受け止めてくれた木兎先輩。好き。





灰中「な、なんなの!?私を悪者にしようっての!?」
いや、悪者じゃんw


そのセリフにざわざわと騒ぎ始める。
小見「確かに...まぁ、証拠はないよな?」
猿杙「でも、翼ちゃん泣いてるし...」
尾長「誰がやったかなんて見当つきませんね...」





A「私、証拠持ってますよ?」
にやり、とAの顔が笑った。

7→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:梟谷 , 悪女 , 冬のおふとん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

冬のおふとん(プロフ) - 萌猿さん» ありがとうございます(^ ^)続編もぜひ読んでくださいね〜♪ (2016年12月13日 20時) (レス) id: cfd0f18340 (このIDを非表示/違反報告)
萌猿(プロフ) - とても面白かったです!頑張って下さい (2016年12月13日 7時) (レス) id: cca7c56263 (このIDを非表示/違反報告)
冬のおふとん(プロフ) - こちらの作品もぜひ付き合って頂ければ幸いです!!これからも更新頑張っていくのでよろしくお願いします。 (2016年10月25日 20時) (レス) id: cfd0f18340 (このIDを非表示/違反報告)
冬のおふとん(プロフ) - お気に入り登録33名、hit数1日で1000hit超え、合計で5000hitも…本当に感謝します。ありがとうございました。コメントという場で誰もが見るわけでも無いところでの謝罪、本当にすみません、 (2016年10月25日 20時) (レス) id: cfd0f18340 (このIDを非表示/違反報告)
冬のおふとん(プロフ) - こんな所にすみません、冬のおふとんです。こちらが前回のリンゴを食べた白雪姫の続編となります。白雪姫の方は何故か編集できなくなりました。本当に申し訳ないです。 (2016年10月25日 20時) (レス) id: cfd0f18340 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:冬のおふとん | 作成日時:2016年10月25日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。