93話~猫屋敷邸ご招待~ ページ47
貴女side
in猫屋敷邸 大広間
春奈と宍戸と栗松君と壁山君……もういいや、一年生達はもう夜遅いってことで家に返した、後目金さんも帰ってった
でもそれ以外は結局全員来やがったよ
いや別にうちん家のは何時でも飛び入りOKだから構わないけど、本当父上には何時も振り回される
染岡「すげぇ………マジで門から家に着くまで超時間かかった…庭園ってやつ広ぇ…」
豪炎寺「春になると花見はあの庭で行う」
半田「あのー……何だっけ？うん…池あるし橋かかってるし灯篭あるし鯉とかいるし鹿威しあるし花とかめっちゃ綺麗に咲いてるし離れっぽいのあるし……
俺、これからは猫屋敷ん家のこと猫屋敷邸って呼ぶ事にするわ」
貴女「猫屋敷邸？！」
ｶﾞﾗｯ
今は皆で大広間で夕餉が出来るまで特にすることなく寛いでる
父上は急遽仕事が入ったらしく途中出ていってしまった
田所は今帯刀と一緒に夕餉の準備中
桃は……待って桃どこ？
私さっきまで自室で部屋着に着替えてたから桃どこいったか知らないんですが……
貴女「修也さん桃どこ行きました？」
豪炎寺「あー桃林さんなら確か南倉庫に行くって言ってたぞ？
と言うかその着物……そう言えばお前花言葉詳しかったもんな」
大広間の窓際に座る修也さんの隣に腰掛ける
今日の部屋着…もとい着流しの模様は月桂樹の葉やオダマキが描かれた着流し
貴女「全国への第一歩ですからね、今日くらい良いでしょう？
と言うか、皆さんどうしました？何か大きなクマバチでも見ました？」
見たら私は即刻この場から逃げ出しますよ、この後ろにある丸窓から
大広間に入ってから何故か嫌に静まり返ったから皆の方を見れば何故か一部を除く人達以外皆目をかっぴらいてこちらを見ていた
えっ何々？無視でもいました？スプレーをシューッします？断罪します？お虫様
木野「やっぱりAちゃんって和服も洋服も似合う美少女ね……良いわぁ……」
風丸「綺麗な花模様だな〜なんて言うんだ？」
円堂「着物って着るの面倒くさそーだけど良く着れるなぁ」
あっ前回泊まりに来てた人達以外が固まってらっしゃるわこれ
染岡「おっお前…その格好………」
貴女「…ん？何かおかしな所でも？普段着てるから乱れてるところは無いはずなんですが…」
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山神雛(プロフ) - まだ最初の物語しか読んでないけど更新されてる通知を見た時凄い嬉しかったです！夢主ちゃんの忠犬ぷりがかっこ可愛い泣 私は円堂と豪炎寺が好きなので結構出てて嬉しかったです！身体に気をつけて無理なく更新頑張って下さい！素敵な作品をありがとうございます (2020年8月1日 8時) (
レス) id: b401e87431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年5月17日 14時
