74話~私は無理ですね~ ページ28
自室に言ってまず部屋着に着替えてエプロン付けて急いで厨房に行く
田所はきっと今頃帯刀と一緒に庭の手入れに行ってるだろうな
田所は桃や帯刀とは違って私に勉学や常識を教えるだけで比較的自由な立場だし
……改めてそう考えてみるとやっぱ田所と先生って立場似てますね…
桃林「成長なされて……！！まさかお嬢に夏未様と春奈さん以外で女子のご学友が出来るなんて…！」
貴女「君は私の親かな？……一々そんな事で感動してたら身が持たないぞ」
桃林「はい！お嬢は日々成長していますからね！」
貴女「いやそういう事じゃないんですが…まぁ良いです」
取り敢えず今はあの人達のご飯を作ることに専念しましょう
親子丼、でしたっけ………一応昔先生に教えてもらいましたが作れますかね？
結構時間経っちゃってますし…
あっでも、今回は桃もいるから大丈夫か
貴女「やるぞ、桃」
桃林「はい！お嬢！！(お嬢と共同作業…何時もより腕がなる！！)」
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夕餉ができて、田所達を呼び戻して一緒に大広間に食事を運ぶ
貴女「さぁ皆さん、お待ちかねの親子丼ですよ〜」
桃林「一応疲れ目も考慮して作ってるので安心して食べてってください」
一人ずつ机に親子丼と漬物等を目の前に置いていく
身内以外で久しぶりに誰かに手料理を振舞ったから少し緊張しましたね
帯刀「！………今回はお嬢が作ったのか」
風丸「え？！そうなのか？」
待ってなんで見ただけで分かったんだ？帯刀お前……
貴女「はい、まぁと言っても桃に手伝ってもらいましたが」
田所「ご主人の作る食いもんは美味いからな！ちゃんと腹が満腹になるまで食うんだぞー？」
円堂「はーい！！」
「「「いただきます！！」」」
私は修也さんの隣に座って一緒に食べ始める
因みに今回の席順は
帯刀、私、修也さん、守
机
田所、木野さん、風丸さん、桃
という席順になっているため私は顔を上にあげれない
だって、顔上げたら
木野「Aちゃんって本当に何でも出来るのね！凄く美味しい！！」
ものすっごい可愛い笑顔でこっちを見てくる木野さんがいるんですもん！！
無理です！私には目を合わせるなんて！
貴女「そ、そうですか…なら良かったです」
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山神雛(プロフ) - まだ最初の物語しか読んでないけど更新されてる通知を見た時凄い嬉しかったです！夢主ちゃんの忠犬ぷりがかっこ可愛い泣 私は円堂と豪炎寺が好きなので結構出てて嬉しかったです！身体に気をつけて無理なく更新頑張って下さい！素敵な作品をありがとうございます (2020年8月1日 8時) (
レス) id: b401e87431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年5月17日 14時
