【ヒロアカ】ワニ少女のヒーロー成長日々記録・２ (ページ10)

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58話~馬鹿か阿呆か否か~ ページ10

　

良かった、二人無傷だ！

貴女「大丈夫！？他に倒壊ゾーンに来てる人は居ないよね！？」

一番近くにいる切島君に駆け寄ってグルグル周りを見ながら聞く

切島「おっおう、俺達だけだと思うぜ

っつーか卍山下もここに飛ばされてたのか？」

爆豪「落ち着け馬鹿、俺達は無事だわ阿呆」

ｶﾞｼｯ

切島君の体の周りを止まらずグルグル回っていると後ろから勝己君に頭を鷲掴みされた

え…ちょ、痛い、何気に痛い

そんで足浮いてる、勝己君足浮いてて重力働いてるから私の首痛いんだけど？

貴女「馬鹿と阿呆を連続で言わなくても良くない？

私は焦凍と一緒に土砂ゾーンに飛ばされたよ、その場に居た敵は地面ぶっ壊して氷漬けにしてきたから大丈夫

奴らが勝てると確証を持ってた理由と策を聞いたけど無意味で

あの場にいた奴らがオールマイトを殺す役ってだけは分かったから一先ず私だけここに来た

君達が一番前にいたから心配した、何も無くて良かった！安心した！」

それだけ言うと勝己君に頭掴まれたままそっと地面に下ろされる

納得してくれたのかな？

切島「ならオールマイトが来る前に急いでその殺す役って奴らを抑えねぇとな！」

爆豪「A、テメェは俺らについてこい

あのワープゲートをぶっ殺す

テメェと俺の突破力とスピードで瞬殺すんぞ！」

貴女「！分かった！！」

掴まれてた頭をそのままワシャワシャされて先に走り出した勝己君の後を追う

個性把握テストのときペアで一緒に走ったからね

スピードはそれなりに認められてるってことかな

貴女「切島君持ち上げるよ、スピード上げる」

切島「へ？……うおっ！！？」

尻尾で切島君を持ち上げて走るスピードを更にあげる

だって…勝己君個性使って突っ走ってるんだもん…！！！

普通に走ってたら置いてかれちゃう！！！

爆豪「あのワープゲートは実態がある、だから上から無理矢理にでも抑え込むぞ！！」

貴女「分かった、切島君先ず投げて体勢崩せば簡単じゃない？」

切島「お！俺が硬化して核弾頭的な役割すればいいのか！！」

爆豪「……お前ら実はマジで馬鹿だろ」

二人「「馬鹿じゃない」」

爆豪「んじゃ阿呆だな」

二人「「酷いッ！！」」