【ヒロアカ】ワニ少女のヒーロー成長日々記録・２ (ページ8)

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56話~足場崩して氷漬け~ ページ8

　

貴女「はぁ！？」

勝己君と切島君なに前に飛び出してんの！！？

13号「駄目だどきなさい2人とも！！」

「危ない危ない…そう、生徒と言えど優秀な金の卵」

ｽﾞｧｯ

次の瞬間

誰かに引っ張られる感覚と同時に目の前が真っ暗になった

…………飲み込まれたんか

でもまぁいい

感覚はまだUSJ内にあるって分かってるから

暫くすると目の前に凸凹の地面が広がった

耳で風がものすごい勢いで切る音と一緒に体中に風がぶち当たってるのが分かる

髪も尻尾も腕も何もかもが風に引っ張られてて少し痛い…っ

あ、もしかして落ちてる？やばくね？

でも地面に沢山の敵がいる、丁度良い

焦凍「っA！！！」

貴女「っ焦凍！！」

私の手を掴んだのは焦凍だったらしく落ちながらも今もしっかりと私の手を握っている

成程、焦凍なら安心安全！！

顔をお互いに見合せて頷く

わかったよ焦凍、君を信じるね

握っていた手を離して………

地面に衝突するタイミングを測って体を一気に回転させ……るッッッ！！！

貴女「砕け散れやッ！！！！」

ﾄﾞｺﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫｵｫﾝｯｯ

「なっ何だぁぁーーっ！！？」

「足場がっ……！！」

ダイヤよりも、ロンズデーライトよりも硬い尻尾で地面に衝撃を与えて大きく砕けさせる

そうすれば敵は砕け飛び散った瓦礫と共に中へ身を投げ出されて無防備となる

焦凍「…………今日も硬ぇな、その尻尾

無傷じゃねぇか」

貴女「傷付けば傷付く程再生すると丈夫になる

筋繊維と同じだね！」

全身を一気に冷気が包む

凸凹してた地面が瓦礫が沢山重なって尚更凸凹したフィールド内が

なんともまぁ吃驚

焦凍「子供2人に情けねぇな、しっかりしろよ

大人だろ？」

辺り一面氷漬けの冬景色になっちゃった

相変わらず容赦ないなぁ焦凍

貴女「にしても…あははっ土砂ゾーンが一気に雪国の倒壊ゾーンになっちゃったね

敵のオブジェ付き」

「っ……………」

着地して約2秒で終了、か

あの水色の髪の男、敵を集めたって言うけどこれじゃあ敵の末端の集まりやん