【ヒロアカ】ワニ少女のヒーロー成長日々記録・２ (ページ25)

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73話~良い踏み台になれ~ ページ25

　

貴方「選手」

爆豪「せんせー」

台に乗ってマイクの前に立つ

勝己君……もしかして…

爆豪「俺が一位になる」

　

　

　

　

　

　

　

貴女/切島「「絶対やると思った！！」」

「調子のんなよA組オラァ！！！」

飯田「何故品位を貶めるような事をするんだ！！」

「ヘドロヤロー！！」

爆豪「せめて跳ねの良い踏み台になってくれ」

貴女「ねぇ勝己君、私この後言わなきゃなんだけど？この後に言わなきゃなんだけど？」

どーしてくれるの？？

先に戻ろうとする勝己君の肩を慌てて掴んで引き止める、待ってゴメン！この空気と視線の中で一人にしないで！？

なんて言葉には出さない代わりに必死に目で訴える

貴女「ッッ〜！！！」

爆豪「……はよ言え」

貴女「勝己君……！！！

あっえと、宣誓！

精々良い踏み台になれるよう頑張りぃね皆！」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

「結局A組俺ら舐めてんだろ！！？」

「調子乗んなA組！！！」

「少し可愛いからってなんでも許されると思うなよーー！！！？！」

飯田「A君んんんんんーーーー！？！」

わぁ批判殺到、飯田君なんてメガネ割れちゃってる

あははっそりゃみんなこんな反応しちゃうよね、一位通過の私と勝己君から見事な上から目線で宣戦布告されとるからね

ふふっ……これで皆本気を出して士気が高まってやりがいがあるってものだよ〜

貴女「無論勝己君も私の踏み台だよ」

爆豪「ぬかせ、ンなもんコッチのセリフだわ」

ギャイギャイと騒ぐ踏み台達の罵声や罵倒を気にせずに堂々と元の位置に戻る

この位出来てこそ、一位としての威厳と存在感を存分に見せれるというもの

そしてそのまま私に注目しろ、注目したまま私から目をそらすな離れるな

私を認めろ…！！！

爆豪「おい、顔に考えてること出てんぞ」

貴女「おっと失態失態、勝己君よく表情マスク越しでわかるよね〜」

爆豪「…………何時も嫌ってほど顔見てんだ、分かるようにもなるわ」

貴女「それもそっか」