【ヒロアカ】ワニ少女のヒーロー成長日々記録・２ (ページ19)

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67話~お食べになられて~ ページ19

　
旋が私の話を？

ふと気になって隣に座る、というかいつの間にか体勢が変わっていて膝の上に乗せられたから真上にある旋の顔を見上げる

てかいつの間に私膝の上に座らされてるんだ？

回原「？Aは面白いし良い奴だから誰かに言いたくなるのも当然だろ？」

貴女「……そうかな？」

回原「そうだよ」

貴女「そうなのか」

回原「そうなんだよ」

ふーん、旋から見た私はそんな人間に見えてたんか

なんて考えながらティーカップに手を掛けて紅茶を飲もうと口につける

円場「にしたって本当に美少女なんだな！噂通りだ」

貴女「ブブッ！！」

回原「うぉっ！？Aおまっ大丈夫か！？」

貴女「………うん、待って大丈夫なんやけどさ

円場君、ちなみに聞くけどそれってどんな噂？」

円場「え？ヒーロー科一年にワニのしっぽを持った小柄なマスク美少女がいるーって噂

マスクなくても普通に人形みたいに美少女だから驚きだわ」

わぁこの子めっちゃズバッと言ってくる！！羞恥心とか無いのかな？！

流石にそこまで言われると照れるんやけど…

貴女「…………」

回原「あ、照れてらぁ」

貴女「………」

ｷﾞｭｳｩｯ

回原「痛い痛い痛い痛いっ！！ごめんっごめんってA！」

ちょっと尻尾を腹に回してキュってしただけで音を上げるなんて、まだまだやね旋

ざまぁ

飛竜「ワニ…か」

貴女「？」

飛竜「いや何少しシンパシーを感じてな」

鱗君が私にシンパシーとな？そりゃまた何故だ

疑問しかないんやけど

泡瀬「あぁ、鱗の個性【鱗】だからな〜

体に鱗を纏って硬くしたり殴って攻撃したり飛ばしたり…ワニの鱗にシンパシー持ってんだろ」

貴女「成程」

飛竜「あぁ、けどこの個性コラーゲンとカルシウムの消費が激しくてどうにも扱いにくいんだ」

回原「コラーゲンと…」

貴女「カルシウム…」

旋と私はその単語に自然と私の個性であるワニの尻尾に視線を向けた

コラーゲンとカルシウム…

自然と、私は尻尾を抱き締め、旋は私ごと尻尾を後ろから抱き締めてしまう

貴女「お、お食べになって……？？」

三人「「「え？」」」

貴女「あっ…遂反射で……」

回原「あ、俺もつい…」