【ヒロアカ】ワニ少女のヒーロー成長日々記録・２ (ページ18)

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66話~B組常識人四天王~ ページ18

inリビング

　

　

貴女「ん、良い香り……紅茶淹れるの確実に上手くなったね旋」

回原「流石に慣れたわ〜」

着替えも済まして髪ゴムと櫛を持ってリビングに向かえば、紅茶の優しい良い香りが匂ってくる

うん、食欲をそそられる良い匂い

マカロンの甘い匂いとチョコレートケーキの少し大人な深みのある匂いも混じってまた腹の音が鳴りかける

「っ！………突然お邪魔してすまない」

貴女「ん？あぁ良いよ、うちは基本何時でも訪問OKなスタイルだから

それよりもせっかく来てくれたのに待たせてごめんね

自己紹介は悪いけど紅茶飲みながらでも良い？」

「あ、あぁ……」

回原「Aー！はやく、はやく！」

貴女「はいはい」

ソファに座る旋の隣に座って、櫛と髪ゴムを渡せば早速旋は私の髪をいじり始める

どうやら、何故か旋は私の髪を触るのが好きらしい

だからここのところ毎日旋が髪を結ってる

貴女「……うん、寝起きに紅茶とは贅沢」

回原「味はどうだ？」

貴女「完璧」

回原「やったぜ」

ｶﾁｬｯ

紅茶を喉に通してある程度喉の滑りが良くなったことを確認し、漸く自己紹介に入る

貴女「一応初めまして、でいいのかな？

私はヒーロー科1年A組卍山下A

よろしくね！」

「よ、よろしく

あっ俺は泡瀬洋雪！回原とは同じクラスのヒーロー科B組」

「円場硬成、同じくヒーロー科B組！」

「鱗飛竜、俺も同じくヒーロー科のB組だ」

三人「「「よろしくな」」」

貴女「おぉ息ピッタリ！宜しくね三人とも！

旋、もうそろそろ出来そう？」

回原「んー……よし！完成！！」

旋が櫛を机に置いたから後ろ髪を触ってみれば、いつも通りの私の髪型になっていた

流石旋！変に器用！！

回原「というかA、お前マスクは？」

貴女「旋だけだと思って油断してた、でもまぁもう見られちゃったし良いかなって」

回原「成程」

飛竜「本当に2人は仲が良いんだな」

貴女「？」

円場「回原ってばクラスでは話すとしたら虫の話かヒーローか

最終的には何時も卍山下の話をするんだぜ？噂では聞いた事あるけど、流石に実物が気になってたんだよな〜」

泡瀬「いつも回原が話す女子はな〜」