【ヒロアカ】ワニ少女のヒーロー成長日々記録・２ (ページ16)

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64話~障子紙並メンタル~ ページ16

　

障子君に言われた通りA君の乗っている背中を彼へ向ける

すると彼は触手を広げて、包むようにA君を僕の背中から離して抱え上げた

貴女「……うぅぅぅ…っ」

障子「……これなら多少は安定するし落ち着くだろう」

スッポリと障子君の腕と触手と膜に覆われたA君

心做しか確かにさっきよりか嗚咽が減って来ている、良かった

焦凍「A……」

爆豪「チッ……」

峰田「赤ちゃ((蛙水「峰田ちゃん」………」

「とりあえず生徒らは教室に戻ってもらおう、直ぐに事情聴取って訳にもいかんだろ

生徒の一人、未だに精神が回復していないようだし」

貴女「私は蛹…蛹になる……蛹になって殻に籠って泣く……ズビッ」

障子「蛹になったらヒーローにならないぞ、卍山下」

そうとう怖かったんだな…

蛙水「刑事さん、相澤先生は……」

「…………」

刑事さんに説明してもらったが、それとても惨いものだった

両腕粉砕骨折、顔面骨折

幸い脳に損傷は見られなくて、目に後遺症は残るがきちんと回復はするらしい

緑谷君はオールマイトと同じく保健室で間に合うらしく現在リカバリーガールに診てもらっているようだ

麗日「デクくん…良かった……本当に良かった…っ！」

飯田「あぁ、A君も無事だったし

今回は本当に幸運だった…！」

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in教室

着替えは流石に別々でやったようだが、教室で障子君とA君が顔を合わせると

A君が泣き腫らした疲れきって死んだ顔のまま障子君の膝の上に座り触手と膜にくるまった

貴女「私、障子君の妹になる……もう此処から出とうない…」

焦凍「A…！？」

八百万(不謹慎ですが矢張り可愛らしい……っ)

轟君、A君がなにかする度に1番に反応しているな

流石仲の良いいとこだ！！

常闇「良かったな障子、可愛い妹が出来たぞ」

障子「それは嬉しいが…;;;」

貴女「グスンッ」

瀬呂「てるてる坊主？」

耳郎「今度励ましの品あげよ……」

麗日「うちもあげよ、確かAちゃん甘いもの好きやったはず…」

切島「あんなバケモンに一人で、卍山下よくやったよ本当！！」

焦凍「A……」

爆豪「…ケッ」