【ヒロアカ】ワニ少女のヒーロー成長日々記録・２ (ページ15)

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63話~軽く心に傷負った~ ページ15

　

　

暫くしてまだ鼻がズビズビとなって入るが集まりの声がかかっているため

腰を抜かしているらしいA君を背負ってUSJの出入口付近まで向かう

爆豪君も轟君も八百万君も、皆君を心配していたよ！

「16…17…18……

両脚重傷の彼を除いて、ほぼ全員無事か

一人泣いてる子いるけど大丈夫…？;;;」

貴女「グスッ…ﾋｯｸﾞ……ズビッ」

飯田「大丈夫です、A君はちゃんと強いので」

「！……そう？なら良いんだけど、ね」

葉隠「尾白君……今度は燃えてたんだってね

一人で……強かったんだね」

尾白「皆一人だと思ってたよ俺……ヒット＆アウェイで凌いでたよ…

葉隠さんはどこ居たんだ？」

葉隠「土砂のとこ！Aちゃんと轟君クソ強くてびっくりしちゃった！」

焦凍「(凍らすとこだった、危ねぇ…)

A、大丈夫か？」

貴女「(危うく瓦礫に埋もらすとこだった…)

ズズッ…だいじょばない……無理、一生私飯田君に引っ付いてる…」

飯田「僕に！？」

ヒシッと離れまいと僕の首に回していた腕に力を入れるA君に思わず吃驚する

爆豪「あ"！？」

焦凍「A、引っ付くならそいつじゃなくて俺に…」

障子「明らかに着眼点違うぞ、轟」

貴女「飯田君の安心感ヤバい…

もうここに住む、飯田君の背中に住む」

飯田「すっ！…え！！？」

住む！？も、もしかして僕は家だったのか！！？ってそんなわけが無いだろ！！

突然どうしたんだA君…！！

尚も更に首に回された腕に力が入り、今度は顔も肩に埋められてますます離れようとしなくなってしまった

こ、この場合僕はどうすれば……

麗日「Aちゃんもデクくんみたいな大きな怪我なくて良かった…！！」

芦戸「身体に大きな怪我はなかったけど心に大きな怪我負ってるよね？」

蛙水「仕方ないわ、あの怪物一人で相手していたんだもの…無理も無いわね」

八百万(不謹慎ですが…その、赤ちゃんみたいで大変可愛らしい……っ！)

ｷﾞｭｳｩｯ

貴女「うぅぅ………」

遂にはしっぽまで僕の体に巻き付けられてしまった

……どうしたものか

軽くA君トラウマになっているようだな

障子「飯田、背中こっちに向けてくれないか」

飯田「？あ、あぁ」