【ツイステ】全てを知り全てを知らない人魚の少女 (ページ26)

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24話~壊した物はもう~ ページ26

まさかそんな事を仕出かしてたなんて……そりゃあ学園長も怒るよ…！

入学早々何私よりやらかしてるのこの子達は？！

クロウリー「もう許せません！！

全員、即刻退学です！！！」

…………まぁ、そりゃあそうなる……よね

「「ええええええええええええ？！！！」」

デュース「そんな！どうかそれだけはお許しください！！

俺はこの学校でやらなきゃいけない事があるんです！！」

クロウリー「馬鹿な真似をした自分を恨むんですね」

貴女「いや学園長？その子…確かに壊した張本人だけど巻き込まれただけ………」

デュース「許していただけるなら弁償でも何でもします！！」

クロウリー「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません」

あっ……駄目だ、これ……学園長ってばまた人の話を聞いてらっしゃらない…

クロウリー「魔法を動力源とし、永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア

伝説の魔法道具マイスターに作らせた逸品です

学園設立同時から、ずっと大切に受け継がれてきたというのに……歴史的に考えれば10億マドルは下らない品物ですよ

それを弁償出来るとでも？」

デュース「じゅっ10億マドル？！！」

エース「で、でもさ…先生の魔法でパパッと直せちゃったりとか…」

貴女「何言ってるの？魔法は万能じゃないんだよ〜？

それに、魔法道具の核とも呼べる魔法石が割れちゃってるし……………」

そこらに散らばったシャンデリアの破片を拾って眺める

これは確かに、例え学園長が直せる魔法を使ったとしても、修復するのは難しそう……

クロウリー「Aさんの言う通りです

魔法石に二つと同じものは無い

もう二度とこのシャンデリアに光が灯ることはないでしょう」

エース「そんなぁ………」

デュース「ちくしょう……何やってんだ俺は…母さんになんて言えば…」

ユウ「そんな………」

クロウリー「……………そうだ、一つだけ

一つだけシャンデリアを直す方法があるかもしれません」

「「えっ！！？」」

クロウリー「このシャンデリアに使われた魔法石はドワーフ鉱山で採掘されたもの

同じ性質を持つ魔法石が手に入れば修理も可能かもしれません」

ドワーフ鉱山か………あそこ夜になると不気味なんだよねぇ