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16話~色とりどりの朝食~ ページ17

次の日

早朝




貴女「はぁっ!!」



錆兎「そこまで!!!





小柄で身軽ゆえの動きだな、これは俺より真菰の方が良いかもしれない」







貴女「?……稽古ありがとうございました!」






早朝、錆兎さんに起こされて小屋の裏で手合わせをしてもらった




が……どうやらやり方で言うと錆兎さんより真菰さんという方の方が教えた方が分かりやすいらしい




真菰さん、どんな人なのだろうか






水を入れた桶にかけていた拭き布で汗を拭う







錆兎「重力関係なしの様に動き回って跳ね回るのは虫柱か?




成長したな、A」





貴女「まぁあれから結構年月もたってますしねぇ……」




竈門「Aー!!錆兎ー!!ご飯出来たぞー!!!







2人して一体何の特訓してたんだ?」







小屋から何時ものごとく笑顔の炭治郎が走ってきた




何時も元気だなぁ炭治郎は







貴女「手合わせしてもらってたんだよ、とてもためになった」





錆兎「まぁAは俺より真菰を相手させた方が良いかもだがな」





竈門「何?!Aだけ狡いぞ!錆兎、後で俺とも手合わせしてくれないか?!」







錆兎「あぁ、勿論だ




よし、お前ら早く戻るぞ」






二人「「はーい!」」





三人で一緒に手を水桶で洗い小屋に戻る、途中から匂いで分かってはいたけれど





矢張り今日の朝の味噌汁はなめこ汁か……よし無視しよう!






鱗滝「戻ったか三人共、朝食はもう出来ているから早く座れ」




錆兎「おっ!今日も美味しそうなご飯だな!!」


竈門「だな!!生姜の佃煮だ、あっ贅沢に朝からコロッケも……!」



貴女「桜の花と油揚げの麦ご飯も……朝から食膳が色とりどりですね……!!」







鱗滝「さて、いただきます」





三人「「「いただきます!!」」」





手を合わせて箸を持つ









先程は無視しよう!なんて言ったけど、食べるには無視ができない







貴女「うべぇ……なめこ………」








味噌汁の入ったお椀を持ち汁に独特の粘液を撒き浮くなめこを摘み持つ





今の私の顔はまるで親の仇を見るかのような形相なんだろうね




私を見て隣に座っている錆兎さんがなんとも言えない苦笑いを浮かべてるからね









錆兎「うべぇってお前……なめこ嫌いなのか?」




竈門「そうなのか?美味しいし栄養があるのに…」





貴女「だってさ……」

17話~敬礼する鴉・大尉~→←15話~何年ぶりの再会~



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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2020年8月10日 11時

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