57話~意外すぎる才能~ ページ9
「名刀ちゃんなら仕方ないか……」
「Aちゃんのする役の友人役があったら私絶対やりたい!」
「ちっ…日吉かよ、見目麗しゅうございますこと」
「お前口調どうした?」
え、ちょ…なんで反対の言葉誰もあげないの?
えっやだよ?主役とかやだよ?しかも女役とかやめろよガチで…父様になんて言えばいいんだよ畜生
てか日吉君見てみろよ、私と同じで口開けて唖然としてるよ?
御庭「よっっっしゃぁぁぁ!!!!」
貴女「!?ハルちゃんどうしたの?!!」
長太郎「頑張ってね日吉君!!」
日吉「俺、今ナチュラルなお前が一番怖い」
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御庭「勝ち組フゥゥゥゥッ!!!!」
「御庭ちゃんいーなー!!私と役交換してよー!!!」
「良いなぁ…私団子屋の娘だよ?」
「くそぅ私も紅葉の親友役やりたかった!!」
長太郎「じょーかん役かー……んで、じょーかんってなに?」
日吉「分かってなかったのかよ、俺のする役の上司役って事だ」
長太郎「おぉ!!!」
皆盛り上がってて元気だねぇ…おばあさんもう着いていけないよ
はぁ……父様にはなんて言い訳しようか
先生「んじゃあ今から裏方と役人で分かれて練習してもらう
大道具小道具衣装はこの紙に書いてあるやつを準備して作ってもらう、勿論危ない作業は先生がやるからそこら辺は安心しろ
役者共は台本を取って俺が指導するから練習してくれ
それじゃあ…解散!!」
「「「イエッサー!!!」」」
仲良いなぁこの学年、恐ろしいくらい息ピッタリだったよ
「名刀さーん!おいでー!」
貴女「!はーい」
そして始まった学芸会練習
こーゆう団体作業をすると普段見えてこない相手の意外な性格や才能が見え隠れしたりする
中でも私が一番驚いたのが
御庭『紅葉ちゃん聞いたわよ!!殿方と文通しているなんて……何で私に言わないのよ!!
紅葉ちゃんがもし変な男に騙されてしまったらどうしようかと日々私は心配してるのに…その文通のお相手は良い人なのよね?!
紅葉ちゃんを大切にしてくれる良い人よね?!もし違うのなら今から私が刺しに……』
ハルちゃんの超熱演、クオリティが高くて思わずガチでしりすぼみしてしまったよ
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年6月19日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2021年3月3日 22時