82話~月より星より綺麗~ ページ34
貴女「まぁそういう訳だから基本なんでも出来ますよ、料理も勉強も大抵の事なら!」
越知「幼稚舎のテスト集計表ランキングでAは何時も学年一位だからな」
手塚「非の打ち所がないじゃないか、何処をどう指導しろと」
ですよね〜なんていつの間にかいれて置いたお茶が入った湯呑みを手に持って庭の景色を眺める
なんか横二人がコソコソ話してるけど何してるんだろ?
アホには分からない話してるのかな?なら私じゃ理解しきれないだろうから気にしなくていいか〜
ズズッ
貴女「お茶美味しい〜」
つかこのお茶、ホントに誰が何時淹れたんだろ?
越知「だが一つ……いや5つ程度Aにも弱点はある」コソッ
手塚「1つから一気に増えましたね、何ですか?」コソッ
越知「ひさえおばあちゃん、虫、身長の低さ、俺、アホの子……だ」
手塚「何です?その闇鍋のようなジャンルごちゃ混ぜレパートリーは
あと俺って言ってますよね、越知さん弱点なんですか?それでいいんですか?あとアホの子って貶してますけど…」
越知「百聞は一見にしかずだ、見ておけ
A」
貴女「はい!月光さん!!」
なんか凄い長くコソコソ話してたし途中貶されてた気がするけど月光さんに呼ばれたからまぁいいか!!
月光さんに呼ばれたから!!!!
月光さん……今日も今日とて兎も殺す勢いの鋭い眼光、そして巨人のような大きさ…格好良い
何時もと変わらず冷静沈着で渋い、格好良い
越知「………春は」
貴女「!曙」
越知「夏は」
貴女「夜」
越知「秋は」
貴女「夕暮れ」
越知「冬は」
貴女「つとめて」
越知「俺は」
貴女「月より星より綺麗で神秘的で存在感があり山より落ち着いていてとても格好良く正しく神のような素敵な人です」
越知「と、この様にAは何故か俺にもの凄く懐いているので大抵の事は俺の名前さえ出せば言うことは聞く、または落ち着く
だが偶に壊れるので時と場合を考えることだ」
手塚「成程」
貴女「え?何の話?え??ねぇ何の話?」
ん?なになに?えっもしかして何か私不味いことでもしちゃったのかな?
でも月光さんグットサインしてるしなんか頭凄い撫でてくる、え?ドユコト?
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年6月19日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2021年3月3日 22時