78話~目に余る事してない~ ページ30
父様に連れてこられたのは父様の部屋で、何故か母様まで座って既に待機していた
大事な話と言っていたから別にそこまで不思議では無いけど……あの父様が無関心の母様まで呼んでの話だなんて
それに……
越知「…………」
月光さんまで巻き込んで…
不安を胸に閉まって中に通されて父様と母様が座る前の座布団に座る
この空気、嫌だなぁ……
貴女「……話とは何でしょうか、父様」
父「お前も越知君も知ってる通りお義母さんが倒れた、年による衰弱だ
この先長くはないだろうとの話
………そこで去年から言っていたがお前に世話係を付けさせることにした、本当は来月からだったがお義母さんが倒れたから早めた
最近のお前の行動は目に余る
もっと名刀家の“息子”としての自覚を持て」
貴女「っ………」ギリッ
目に余るって……普段ちっとも私を見てくれないくせに何を勝手に言ってるんだが
どうせおばあちゃんが弱ってきてるから牽制されていた柵が無くなって、それを狙い目に今後更に私を男して教育させようとする気なんだろう
わかりやすい……なんでこんな人が当主になれたんだろう
母「月光ちゃんには学校での監視役になって欲しいのよ
A、まだ子供で少しやんちゃ盛りだからもう少し品を身につけないとでしょう?
世話係の子には家でを、月光ちゃんには学校でを任せたいのよ」
越知「監視……役、ですか……」
貴女「待ってください、月光さんはもう中等部に入るんですよ?校舎が離れてるのでそんな事出来ません」
父「何もずっと四六時中いろと言う訳では無い、目が届く範囲にいたら頼むと言っているたけだ」
……私だけでなく、月光さんまで
越知「……ならばさして問題はありません、分かりました」
貴方「!月光さん!?!」
越知「Aが学校で何か粗相をしでかさないように見れる範囲で見ておきましょう」
そう言って月光さんは私の肩に手を置いて少し力を込めた
!……月光さん、もしかして…
父「そうだ、今ここで世話係を紹介しよう
幼馴染の息子で紹介されてな、お前の一個上だが確りしていて良い見本にもなるだろう
国光君、入ってきなさい!」
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年6月19日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2021年3月3日 22時