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68話~お肉優先な思考~ ページ20

 


 


貴女「…………ところでさぁ」モグモグ



日吉「A」



貴女「あ……ゴクンッ……ねぇ秀さん、なんであんな台本用意しやがったん?」





先生「やだ口悪くなっちゃったよこの子




たまたまだよ、直前まで読んでた本がそう言う時代の恋愛モノだったから影響されたんだ」









焼肉うま〜!!






あ、次は牛タン焼こうかな!一緒に注文したハラミはもう全部先に食べちゃったし



トングで次々に金網の上に肉を置いていく




隙間なく、満遍なく




 



 


貴女「だからってキスシーンを用意するのはなくない?」



日吉「うんうん」






先生「いやぁすまん、嫌だったらそこの部分のシーンはお前達しか出ないから少し調整するぞ?」







二人「「絶対調整しろ」」







先生「………ハイ」









御庭「ププッ!兄ちゃんってばAちゃんに怒られてやんの〜」






先生「怒られてるって言うか呆れられてない?



だってほら、もう名刀なんて焼肉に向かってお箸構えてるぞ?お肉に気が向かってるよ?」







焼肉とは戦争なのだよ!!!




如何に多く、かつ最大限焼肉の良さを引きだてられたお肉を勝ち取るのかという戦争









貴女「ベストコンディションは私のもの!!」









御庭「燃え盛ってるAちゃんも格好よくて素敵…!!!」




先生「……俺、兄ちゃんとしてお前の将来が心配になってきたわ」







日吉「A、右端の肉くれ」




長太郎「俺真ん中の下から二番目!」




貴女「あいよ〜」








やっぱり大勢で来る焼肉は美味しいね





母様も父様もこういうところは野蛮で臭いと言って来たがらないからこうして複数人で焼肉に来るのは楽しくて大好き





本当にいい友達に恵まれた









貴女「ハルちゃんもどーぞ!」




御庭「!ありがとうAちゃん!大事に食べるね……っ!!」



貴女「うん、冷める前には食べなね?」







先生「名刀、俺には?」




貴女「大人なんですからご自分でどうぞ」






先生「んんドライッ!!!」






あ、秀さん泣き崩れた





いやだって大人なんだから腕長いし取り放題じゃん



私達まだ子供で長太郎は大きいけど小さいから代わりに慣れてる私が取らないとじゃん?






しゃーないしゃーない

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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年6月19日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2021年3月3日 22時

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