【ツイステ】全てを知り全てを知らない人魚の非日常 (ページ3)

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人魚少女の先輩ページ3

リドル·ローズハートside

この僕には優秀な可愛い後輩がいる

寮や、今はもう学年は違うが、仲のいい後輩

僕が彼女のそばに居ると、僕が彼女の事を認識していなくても彼女が直ぐに僕を見つけて駆け寄ってきてくれる

皆僕を怖がるのに彼女はどんな時も僕と一緒にいて笑顔でいてくれた

貴女「リドルせんぱ〜い！！リドル先輩！お隣良いですか？」

リドル「A、あぁ良いよ」

ほら、今日も彼女が僕の元に来てくれた

可愛い小さい花のような笑顔を浮かべて僕の隣に座るA

あぁ……今日も可愛いね、A

貴女「あっリドル先輩のご飯、私ハンバーグかどちらにしようか迷ったやつだぁ……」

そう言ってAは少し物欲しそうに僕が選んだオムライスを見た

ポーカーフェイスも、ご飯のこととなると崩れるね

リドル「ふふっ食べるかい？」

貴女「えっ良いんですか？！」

リドル「あぁ、Aの美味しそうに食べる姿でも僕はお腹がいっぱいになるからね」

貴女「えっうーん…じゃあ半分こしません〜？それならお互いのお腹が平等に膨れますよ」

リドル「それもそうか、ならそうしよう」

オムライスの半分を切って間を開ける

これならAも食べやすいだろう

貴女「えへへ〜ありがとうございます先輩！いただきまぁす」

リドル「うん、沢山お食べ」

昼食の時Aと一緒に食事をとると良くこうして分け合いっこする

何時も何だか餌付けをしてる気分になるんだよね

貴女「あーむっ………んんん…美味しい〜」

リドル「ふふっ」

「おや？A、教室に居ないので探したのですが

こんな所にいたんですね？」

……この声は

貴女「おやぁ……アズール先輩だ〜」

リドル「やぁアズール」

アズール「どうもリドルさん、何時もAがお世話になってます

A！貴女約束をもう忘れてしまったんですか？」

貴女「ん？………それってミミズクの？」

アズール「いや違いますよ！それは明後日のです！！全く………

今日はモストロ·ラウンジの新メニューを一緒に作る約束をしていたでしょう？！」

貴女「あぁ忘れてた………すいませぇんアズール先輩、約束とか頼まれ事されすぎて私ったらすっかり忘れてました〜」