45話~普段はおバカなのに~ ページ46
貴女side
喜三太「えっへへぇ〜次は金吾が鬼だよぉ」
皆本「〜ッ…喜三太ぁぁぁ!!!!」
黒木「あっははは!!!金吾凄いナメクジだらけ!!」
今福「う、うわぁ…あれ大丈夫かな?」
伝七「少なくとももうナメクジだらけになることは無い…!!」
貴女「あはは……;;;」
土井「おーい半戸さん、ちょっとこっちに来てくれないか?」
貴女「土井さん?…はーーい!」
みんなの輪の中から出て、部屋の中にいる三人の元に行く
何やら作戦会議をしていたらしいけど、私には理解しきれないから……なんで呼ばれたんだろう?
山田「ほら利吉、前に出て挨拶しなさい」
利吉「わかっ…分かってますよ父上!そんな子供じゃないんですから……」
貴女「?」
土井「この戦の間、暫く貴女に護衛をつけることになったんです」
貴女「はぁ…」
何となく今日来てくださったお二人の前に座っている土井さんの横に座れば、目の前の若い男性は少し戸惑いながら前に出てきた
何故そうなったのか、よく分からなくてつい気の抜ける返事をしてしまった
利吉「っ……山田利吉です、普段はフリーで忍者をしてます
今回は貴女の護衛を学園長殿から直々に任されたので、何かあれば私が守ります」
貴女「半戸Aです…あの団子屋のご夫妻にお世話になってる娘です、わりと動けるので頑張りますね!」
利吉「何かあれば守りますと言ったばかりなんですが…?」
土井「ごめんね利吉君、半戸さんそういう人だから……」
利吉「えぇ…?」
ん???なんて私土井さんに苦笑いされてるんだ…??
まぁいいや
貴女「今回は本当にありがとうございます、結果はどうあれ皆さんがここまで動いて下さるなんて……村の皆さんもきっと喜びます」
耳を澄まさなくて聞こえてくる賑やかで、村の人達がいなくなる前の様に楽しげな声が
ざわついていた心を落ち着かせる
山田「……覚悟は、持っているんですね」
貴女「この状況で現実逃避できるほど、私はたわけではありませんから」
土井「………」
貴女「土井さん、顔、普段おバカなのにな〜って言ってる顔ですよ」
土井「あっバレた?」
貴女「土井さん!!!」
46話~強化班長食満留三郎~→←44話~あの見た目で短期戦~
150人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラピ(プロフ) - 元薺(サイ)だった者さん» 返信ありがとうございます!今後も楽しんで読ませて頂きます (5月5日 10時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - ラピさん» おっと早速カプの組み合わせに選択が…!コメントありがとうございます!ぜひ今後とも楽しんで読んでいって下さい! (5月5日 1時) (レス) id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 加茂&夏油の嫁さん» わぁコメント!ありがとうございます!!少し遅くなると思いますが頑張りますね!! (5月5日 1時) (レス) @page30 id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
ラピ(プロフ) - 小平太と夢主ちゃん楽しそうだな〜(遠い目)土井先生と夢主、勘ちゃんと夢主のカプありですね (5月4日 22時) (レス) @page33 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
加茂&夏油の嫁(プロフ) - 神作者様…めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2023年4月27日 2時) (レス) @page12 id: ef07d69be6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2023年4月26日 22時