32話~まず瓦礫が降ってくる~ ページ33
貴女「あっ…待!…諸泉さん!!!」
名前を呼ぶも、その時には既に以前と同じように風を切るかのごとく何処かに去ってしまった
え………え、偉いこっちゃあ……!!
まさかお茶をあげただけでここまで恩を感じ取ってくれるほど優しい方だったとは……というか、え?今さっき組頭って言った??
忍者軍って言ってたし、組ってことはそこの頭って事なんだよね??
え?そんな方からも宜しく伝えられてたの!?!
貴女「!!?!」
七松「おー!物の見事に混乱してる顔!」
土井「あはは、油断も隙もないなタソガレドキ……;;;」
なんか頭の中ぐちゃぐちゃしてきた!!!
………でも、その代わり
さっきまで体の芯から引いていた感覚が消えた
貴女「んえぇぇぇ????……はぁ取り敢えず進みましょうか!」
土井「ふっ……そうですね!なら半戸さんは七松小平太と右側をお願いします、私は左側を探しますから」
二人「「はい!!」」
解散!!!という事で、七松さんと右側の方に行き何か良い手掛かりはないかと探す
………探す?
七松「いっけいけどんどーーーん!!!……あれ?瓦礫どこいった???
まぁいいか!!細かい事は気にするなぁー!!
こっちだどんどーーん!!!」
………探すって言うのかな?アレは
貴女「ちょっ七松さん!!置いてかないでください!!!」
瓦礫だとか燃えカスだとかそんなもの、なんのそのと本当に細かい事は気にせずにどんどん進んでいく七松さん
元気、圧倒的元気……!!!
そこら中に散らばった瓦礫の上を伝いつつ何とか後を追う
七松「なんだ、私に着いてこれてるではないか!!凄いなA!!!」
貴女「自分でご理解なされてるなら一旦止まってくださいよ……こっち、体力っあん、ま…無い!!」
七松「よぉし今度はこっちだ!!ここ掘れどんどーーん!!!」
貴女「わっちょ!瓦礫ッッ!?!?」
今度は民家の乱雑に瓦礫の山をほっていく七松さん
ちょっと待て!?待って!!?瓦礫!瓦礫が危ない!!!
なんかもう城だとか云々の前に瓦礫で死にそう!?
七松「どんどーーん!!!」
貴女「ウピャァァァッ!!?!」
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ラピ(プロフ) - 元薺(サイ)だった者さん» 返信ありがとうございます!今後も楽しんで読ませて頂きます (5月5日 10時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - ラピさん» おっと早速カプの組み合わせに選択が…!コメントありがとうございます!ぜひ今後とも楽しんで読んでいって下さい! (5月5日 1時) (レス) id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 加茂&夏油の嫁さん» わぁコメント!ありがとうございます!!少し遅くなると思いますが頑張りますね!! (5月5日 1時) (レス) @page30 id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
ラピ(プロフ) - 小平太と夢主ちゃん楽しそうだな〜(遠い目)土井先生と夢主、勘ちゃんと夢主のカプありですね (5月4日 22時) (レス) @page33 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
加茂&夏油の嫁(プロフ) - 神作者様…めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2023年4月27日 2時) (レス) @page12 id: ef07d69be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2023年4月26日 22時