【忍たま】団子屋の山サバイバルで育った野生っ娘の楽しい日常録

28話~猫の警戒心の如く~ ページ29

 


 



 

ｶﾞﾗｯ


 


 

 


貴女「おはようございます……」




 

 



土井「あぁ、半戸さん！おはよう」


 

久々知「おはようございます半戸さん」

 


乱太郎「あっ半戸さんおはようございます！！朝ごはん出来てますよ！座って座って〜！」

 


七松「おはようA！！よく眠れたようで何よりだ！！」

 


 


 

………いつもの倍に視界が賑やかで耳が楽しい


 


 

そうだ、昨日はおば様とおじ様がいなかったから挨拶がおはようしか出来なくて寂しかったんだ


 


なんか……やっぱり挨拶っていいなぁ…

 



 



 


ﾄﾝｯ


 



 


 
尾浜「おっはよ〜Aさん！ささっ座っちゃお！ほらほら庄ちゃんも！」


 

貴女「わっ尾浜さん！？」



 
黒木「え？わわっ！」


 


 




 

突然横から現れた尾浜さんに押されてそのまま食卓を囲む


 

私の隣は庄左ヱ門君とちゃっかり隣に座った尾浜君、なんか土井さんが凄い顔でこっち見てるけど何だろ…アレ……


 


やだ、土井さんせっかくの男前が凄い怖い…



 



 

貴女「ちょっと強引？」


 


尾浜「あははっごめんごめん、折角なら隣に座りたいじゃん？」

 


貴女「尾浜さんって自分の欲望に忠実だよね」


 

尾浜「何事も自分に素直に生きるのがいいってことさ！」




 


 

なんだろうなぁ、出会って一日経った程度でもう尾浜さんがどんな人なのかだいぶ見えてきた〜


 

ははっ愉快な人め


 

 

そういうノリは大好きだ
 




 


 


 

土井「(名前呼び…タメ口……私だってまだ名前呼びしてないのに、隣に座りたかった！！)


それじゃあ食べようか、いただきます！」


 


「「「「いただきます！！」」」」


 



 

そんなにおっかない顔をしていただきますいう人初めて見ましたよ土井さん……どうしたんですか？ほんと


 

なんかものっそい般若みたい


 


………あれ？般若って女性だっけ？？？







 


 

 

久々知「いつの間にそんな仲良くなったんだ？勘右衛門」



 
尾浜「んー猫の警戒心っていつ解けるかわかんないじゃん？」

 

貴女「オッハマァさーん？」


 
尾浜「あーごめんごめん！！だから微妙に違う名前言うのやめて！？」


 
貴女「次猫って言ったら裏山まで行ってたぬきの餌にするからね、あーこのお味噌汁美味しい！朝ご飯は乱太郎君が作ったの？」


 
尾浜「えっちょ？え？Aサン？？えっ今なんか物騒な言葉が聞こえた気が……Aサン！？」

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