【忍たま】団子屋の山サバイバルで育った野生っ娘の楽しい日常録

21話~つよいぞ兵ちゃん~ ページ22

 
尾浜勘右衛門side


 


貴女「尾浜さんと久々知さんと同い年だったんですねぇ…」



 

土井「半戸さんはこのお店に五歳の頃から居るからね、私はその頃からの旧知の仲なんだ」
  


 
貴女「最初はたまぁに凄い怪我してるのに通い続けてくれるちょっと変わったお客様って思ってたんですよ


いやぁまさか忍者していたとは、それなら大怪我も納得です」

 

 
土井「本当はここもう少し驚くところですよ？」


 

貴女「なんかもう異変云々で今はそんなに驚けなくなりましたね」


 
土井「あはは……;;;」



 


  


 
ねーと言わんばかりに互いの手を合わせてキャッキャと話で盛り上がる土井先生と半戸さん



女子か！！……あっいや半戸さんは女子だわ




 
確かに、忍術学園の誰よりも仲は良さそうだし土井先生は今までに一度も見た事が無いほど穏やかで優しい顔をしてる


 


黒木「へぇ〜……そんな年で、Aさんは、一人で、立ち向かおうとしたんですね？？




一人で、組成も知らぬ、不審な輩に」






 

貴女「一人で二回言ってる……え、と…はい」



 

黒木「力の差を理解して下さい！危険ですよ！！」



土井「よく言ったぞ庄左ヱ門！半戸さん、貴女は確かに身体能力も高いし度胸もありますが男女の力の差なんて歴然です


無茶しないでと、私に頼めと毎度毎度言ったじゃないですか！！」


 



貴女「うわぁーんなんか増えたーー！！乱太郎くーん！」



 

ｷﾞｭｯ



 


乱太郎「あらら……もう、土井先生？Aさんは先生に再三言われたから学園長に文を出そうと思ったんですよ？


そのお陰で私達が今此処にいる訳ですし



 
ね？それで許してあげましょーよ」



 

土井「しかしだなぁ……！」



 


久々知「土井先生」


 
 
土井「何だ？兵助」

 

久々知「執拗い男は嫌われますよ？」




 


 

言ったぁぁぁーーー……！！兵ちゃんの何気ない一言が放たれたーー！！



どうした事か、土井先生完全に動きを止め……アーーー！！正座した、正座して半戸さんに謝ってるー！！



 

つよい、強いぞ兵ちゃん！！！




 


 
土井「心配したとはいえ流石に言い過ぎましたよね…すいません、貴女はアホでも馬鹿では無いのは知ってはいたけど……


矢張り友人として心配と焦りが勝ってしまっていた…すまない」




 

貴女「……うん



 

………うん、謝られた気がしないの何で？？」

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