11話~少年は黒木庄左ヱ門~ ページ12
貴女「ふんっふふ〜ん……さて、あとはあん団子だけど……大変どうしようやっちゃった
てっきり人来ないかと思って朝沢山用意すんの忘れてた…!!五本しかない」
だって仕方ないじゃない仕方ないじゃない!!昨日今日と何だったら先週辺りから全然寄り付かなった人が更に来なくなってさ!?
今じゃ常連さんすら来てくれなくなったんだもの!
仕方ないじゃない!!急いで用意しないと!!
「あのぉ…大丈夫ですか?」
貴女「大丈夫大丈夫、餡子乗せれば良いだけだから……ってえ??」
「!もしかしてあん団子が足りませんでしたか?すいません、手伝いますよ!!」
貴女「わあっ!?き、君お客さんの……何で?縁台に座ってお友達と待ってて良いんだよ?」
これまたいつの間に入って来ていたのか、餡子を入れた桶をしゃがんでいたら真面目そうな少年がいつの間にかいた
やだこの子普通に親切
「いえ、しんベヱ……僕の友達が無茶な数を注文してしまったのがいけないので
その責任として僕も手伝います!手伝わせてください!」
貴女「見た目に合って本当に真面目だね…君……いやだとしても君は大事なお客様だし」
「そこを何とか!!……じゃあこうしません?」
貴女「ん?」
「社会科見学として、僕にもさせて下さい!貴女の為じゃなくて僕の為に!」
あれ?何で逆に私が提案されてる側になってるの?
というかヤダこの子凄い押してくる!!?
「……駄目、でしょうか?」
貴女「ぐっ………うぬぬ……ッッはぁ〜!!分かったよ
でも内緒だよ?良い?」
「!はい!!」
貴女「君名前は?お姉さんは半戸Aです」
黒木「く、黒木庄左ヱ門です、よろしくお願いします!!えっと…半戸さん!」
貴女「ふふっ……普通にさっきみたいにお姉さんでも良いしAでも良いよ?
その方が私は嬉しい、かな?」
黒木「!えと、じゃあ……Aさん!!」
貴女「うん!それじゃあお手伝いお願いしますね、庄左ヱ門君」
黒木「はい!」
純粋無垢で真っ直ぐな目が私に刺さる
私が庄左ヱ門君の年頃といはこんなキラキラ輝いてたかな??少なくとも山サバイバルで若干心荒んでた記憶があるのだけど
割と刺々しい記憶があるなぁ
150人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラピ(プロフ) - 元薺(サイ)だった者さん» 返信ありがとうございます!今後も楽しんで読ませて頂きます (5月5日 10時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - ラピさん» おっと早速カプの組み合わせに選択が…!コメントありがとうございます!ぜひ今後とも楽しんで読んでいって下さい! (5月5日 1時) (レス) id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 加茂&夏油の嫁さん» わぁコメント!ありがとうございます!!少し遅くなると思いますが頑張りますね!! (5月5日 1時) (レス) @page30 id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
ラピ(プロフ) - 小平太と夢主ちゃん楽しそうだな〜(遠い目)土井先生と夢主、勘ちゃんと夢主のカプありですね (5月4日 22時) (レス) @page33 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
加茂&夏油の嫁(プロフ) - 神作者様…めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2023年4月27日 2時) (レス) @page12 id: ef07d69be6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2023年4月26日 22時