84話~それは聞き捨てならん~ ページ36
風丸一郎太side
貴女「………………」
豪炎寺「A」
貴女「んにっ！？はっひゃははっさい！！」
豪炎寺「(はっさい……)おい大丈夫か？お前本当に相変わらず男子への免疫ゼロだよな」
貴女「やっだだだ、だって……！！」
保護者の出番だということで不本意ながらに俺と豪炎寺の間にAが座っているが、さっきからずっとこの調子だ
俺や豪炎寺が話しかけてもまた全身真っ赤になってキョドり始める
前々か思ってたが流石にこれは免疫無さすぎじゃないか……？
豪炎寺「………流石にそこまで反応されるといじめたくなってくるんだが」
貴女「かっ勘弁してください…っっ！！」
ｸﾞｲｯ
風丸「………そうだぞ豪炎寺、Aは今背中の痛みがぶり返してる中のコレだ！これ以上はキャパオーバーでショートするぞ？」
Aの手を取って薄く笑みを浮かべながら顔をゆっくりと近づけようとする豪炎寺
……何となくそれが面白くない、というか、なんと言えばいいのか分からないが良い気がしなくて
気付くと体が勝手に動いていて豪炎寺が握ってるA手をかっさらって、Aの肩を抱いて自身の方に寄せる
っ………細い上に小さい、でも女子特有の柔らかさが凄い伝わってくる…
それに柑橘系の良い香りが鼻を擽る
心の奥で、何かが蠢いた気がした
豪炎寺「いや風丸………」
風丸「？」
貴女「………………」
豪炎寺「お前がとどめ刺してるぞ;;;」
風丸「…………あ」
ごめん、A
松野「保護者組っつーか、アダルティック組？」
風丸「！聞き捨てならないな？何故俺がアダルティックなんだ？ん？？マックス」
何時から見てたのか、前の席の座席から顔を出してケラケラと笑うマックスの帽子の耳のところを握りしめる
豪炎寺も尺に触ったのか無言で俺と同じマックスの帽子の耳のところを握りつぶしてる
多分俺より強い力で
松野「ほんとごめんなさい！？」
豪炎寺「風丸はまだしも何故だ」
風丸「おい？」
松野「だってA含めて君達三人色気ヤバイし見た目良いしモテんじゃん？
だからアダルティック組ぃぃででででっ！？！！」
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いち - 続きが楽しみです！！更新待ってます！！ (10月11日 11時) (
レス) id: d1245ffa06 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 大鷲かっこいい…！！！戸田とか源田とかとの絡みも新鮮で最高です！！ちょっとマイナー気味なキャラばっかり好きになるんで好きな小説になかなか出会えなかったけどこれどストライクです！！！応援してます！ (6月19日 20時) (レス) @page35 id: 0c2c417461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2022年12月12日 20時
