79話~私の愛おしい龍~ ページ31
空を舞えば、風と重力で髪が上へと靡く
……あ、涼しい……頭が澄んでいく
そうだ、この感覚…酷く懐かしい
あぁもう………好きだなぁ
ねぇ……███…
今の私を見たら、君はなんて言うのかな？
喜んでくれるかな？悲しむのかな？
お姉ちゃんね、今この瞬間がとても楽しいんだ
何処にいるか分からないけれど、何処で見てるか分からないけれど
どうか、私の龍を見つけて
君と一緒にサッカー……したいな
どうか、笑って
貴女「おいで……孔明の龍」
「グルゥシャァァァァーーーッッ」
空は曇天となり雷が降りて、台風が辺りで発生し始める
耳に響く台風の轟音と鳴き声とも取れぬけたたましい咆哮に目を開ける
遥か巨大な虹色に光る白い鱗を纏う額に宝玉が埋め込まれた赤い瞳の龍が
円堂「……な、なんだ…あれ…」
香芽「……龍…だ、と？」
空を舞う
……綺麗だ…
………白竜
猪口「…ッグ……ん"ん"ッグアァァァーーッッ！！」
ﾄﾞｶﾞｧｧｰｰｰｯ
地面に着地するのが速いか、ネットに突き刺さったのが早いか
ほぼ同時だった
気づくと空は晴れていて、龍も何処にもいなくなった
ﾋﾟｰｯ
角馬《……ら、雷門中……とうとう先制点ー！！！！
何と鳥喰が巨大な白い龍を呼び出し圧倒的な実力差でGKをねじ伏せ今試合初の一点を勝ち取ったぁぁぁーーー！！！！！》
貴女「……ふぅ…」
ﾂﾝｯ
貴女「ンギィッ！？」
豪炎寺「…………A？」
貴女「あ……修也…せん、ぱい……」
豪炎寺「先制点を取るのは凄いが無茶するなってあれほど言っただろう！！！！」
貴女「ひえぇぇっごめんなさいぃぃぃ〜！！！」
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いち - 続きが楽しみです！！更新待ってます！！ (10月11日 11時) (
レス) id: d1245ffa06 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 大鷲かっこいい…！！！戸田とか源田とかとの絡みも新鮮で最高です！！ちょっとマイナー気味なキャラばっかり好きになるんで好きな小説になかなか出会えなかったけどこれどストライクです！！！応援してます！ (6月19日 20時) (レス) @page35 id: 0c2c417461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2022年12月12日 20時
