59話~驚きは時間差で来る~ ページ11
夕方、空が橙色と藍色に染まり始めた時刻
部活が終わり私は円堂先輩に誘われて風丸先輩、修也先輩と四人で帰る
風丸「フットボールフロンティアが始まるってのに新必殺技のひの字も見つからないなんて…！」
円堂「諦めるなよ！」
風丸「諦めてる訳じゃないよ！ただ…最悪の事態も考えておかないと……」
豪炎寺「新必殺技が見つかったとしても身に付けるまでは練習が必要だ、例外がいるが」
貴女「こっちみながら言わないでください」
私自身、何故ド初心者で雄兄の練習に付き合った程度しか経験がないのに必殺技が直ぐに使いこなせるようになったのか謎なんです
多分一生もんの謎かと
円堂「んー……まっなんとかなるさ！」
風丸「何とかって……;;;」
貴女「ぽじてぃぶですね」
ｸﾞｳｩｩ
重苦しい空気の中、響く間抜けな気の抜ける音
発生場所は……円堂先輩のお腹から
貴女「……練習、頑張りましたもんね」
円堂「うん……よぉーし！！早速雷々軒で作戦会議だ！！」
豪炎寺「……円堂;;;」
雷々軒について円堂先輩はチャーシューメン、風丸先輩は醤油ラーメン、私と修也先輩はとんこつラーメンを頼んで
食べながら作戦会議を始める
少しお行儀が悪い気もしますけど……まぁ、楽しいからいいか
豪炎寺「卵好きか？やるよ」
貴女「えっ…あ、ありがとうございます！なら私はチャーシューを」
風丸「野生中相手に新必殺技無しにどうやって戦うんだよ？」
円堂「んゴクッ……俺は皆を信じる！」
風丸「はぁ！？」
円堂「たとえ新必殺技が無くたってやってくれるよ！思い出せよ、俺達イナズマイレブンになるんだぜ？
伸びるぞラーメン」
風丸「あっ」
いなずまいれぶん……？なんだか聞いた事があるような無いようなフレーズですね、なんだっけ
まぁいいや、ラーメン美味し〜
豪炎寺「イナズマイレブンか……」
円堂「はぁ…じいちゃん達どんな必殺技もってたんだろ、知りたいなぁ」
「……イナズマイレブンの秘伝書がある」
風丸「へぇ！秘伝書なんてあるんだ」
円堂「なぁに書いてあるんだろ〜？」
貴女「…………ん？」
豪炎寺「……！！！」
三人「「「えぇぇ！？秘伝書だって！？！」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いち - 続きが楽しみです！！更新待ってます！！ (10月11日 11時) (
レス) id: d1245ffa06 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 大鷲かっこいい…！！！戸田とか源田とかとの絡みも新鮮で最高です！！ちょっとマイナー気味なキャラばっかり好きになるんで好きな小説になかなか出会えなかったけどこれどストライクです！！！応援してます！ (6月19日 20時) (レス) @page35 id: 0c2c417461 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2022年12月12日 20時
