三十一話~一生物じゃない~ ページ32
貴女「……任せましたよ、太宰サン」
太宰「!バレてたか…任せてよAちゃん」
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何て、仕事に行く前にすれ違いざまに太宰サンと話していた事を思い出しながら街中を歩く
谷崎「アハハ……それは脅かされましたねぇ」
中島「笑い事じゃないですよぅ……凶悪なマフィアとか死ぬかと………やっぱりとんでもないところに入っちゃったなぁ」
谷崎「まぁまぁ、ボクでも続けられるくらいだから大丈夫ですって」
中島「でも、谷崎さんも異能力者なんですよね?僕の役に立たない能力とは違う」
自分の能力を全否定どうすんだよ敦……君ってば本当にネガティブが過ぎるよ;;;
谷崎「あぁ、あんまり期待しないでくださいよ?戦闘向きじゃないですから」
ナオミ「兄様の能力、素敵ですよ?ナオミあれ大好き
あっそう言えばAさんの能力も綺麗でした!Aさんの能力も大好きですわ♡」
貴女「あははっそんな事ないよ?でもありがとうナオミちゃん!
あっなら谷崎君手を出して?」
とある事を思いつく
谷崎「え?……はい」
異能で物を作り素直に出された谷崎君の両手にソレを乗せる
ナオミ「?…………まぁ!」
中島「これは………ピン留め?」
谷崎「凄い…ど、どうやったの?!」
谷崎君は突然現れたピン留めを握り締めて興奮気味に聞いてきた
貴女「僕の異能の応用だよ、ナオミちゃんにも………はい!」
ナオミ「まぁ!私にもですの?何て綺麗なガラス細工……!!」
ナオミちゃんにはガラスの蝶々
ナオミちゃんは大人っぽいから蝶々が合いそうだ
谷崎「ありがとうAちゃん!これ一生大切に使うよ!」
ナオミ「ナオミも大切に部屋に飾りますわ!」
貴女「一生って…ただただ入社試験のお礼だし、別にそんな凄いものじゃないのに………何か小っ恥ずかしいな〜…」
すると何故かそのままナオミちゃんは谷崎君にイタズラをしかけ始めた
僕は巻き込まれないように急いで先に進む樋口さんの隣に行く
貴女「樋口さん……で、あってるよね?お姉さん」
樋口「?はい、そうですが………」
貴女「僕はA!宜しくね〜」
樋口「え?あっ……はい…」
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2020年1月15日 1時