二十五話~一気に推理~ ページ26
ナオミ「私はナオミと申します!よろしくお願いしますわ!!Aさん!」
貴女「うん、よろしくねナオミ…ちゃん?
歳の近い同性の友達は初めてだからなんか小っ恥ずかしいな……」
谷崎「そうなの?ならナオミが初めての友達なんだ!良かったねナオミ」
ナオミ「えぇ!!」
僕がナオミちゃんの隣に座った変わりに谷崎さんが敦の隣に座る形になった
ナオミちゃんはさっきよりも僕の腕を強く抱き締めた
貴女「ナオミちゃんは自分に素直で良いね、可愛いな…そういう子って!」
ナオミ「まぁAさんったら……!!///」
あれ?本心言っただけなのに顔を隠されちゃった………何でだ?
谷崎「ねぇ敦君…Aちゃんって……」コソッ
中島「はい…結構天然タラシなんです……」コソッ
ナオミ「先程のAさんの推理ナオミもう惚れ惚れしちゃいました…!かっこよかったですわ!///」
貴女「そう、かな?ありがとうナオミちゃん」
良い子だなぁナオミちゃんって
こんな素敵な妹を持った谷崎さんは本当に羨ましいや
貴女「と、言うかさっきまで何か話していたようだけれど………いったい何を?」
太宰サンがこっちに気づく前に何か話し込んでいた事を思い出し聞いてみる
太宰「あぁ、前職当てゲエムだよ
新入りが入ったら必ずしているんだ」
貴女「ふーん……敦は誰まで答えた?」
中島「え?まだ谷崎さんとナオミさんだけだけど………」
そうか………なら
貴女「僕も敦と一緒に進めるよ
谷崎さんは恐らくだが敦と僕と同い年
ナオミちゃんは妹だから少し下だろうから
二人は学生さんかな?」
一気に解説と共に答えを言う
すると当たってたのか谷崎さんが少し吃驚した様子で拍手をしてくれた
谷崎「正解だよ!凄いね……というか同い年だったんだね?Aちゃんも」
貴女「当たってたか…なら谷崎さんより谷崎君だね」
ナオミ「流石Aさんですわ!!」
ギューッ
貴女「ゔっ……そ、そう言ってくれてありがとうナオミちゃん」
今度は首に思いっきり飛び付いてきたナオミちゃんを撫でて少し力を弱ませる
この力……そりゃあさっき谷崎君が顎をぶつけで小さな悲鳴をあげるわけだよ;;;
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2020年1月15日 1時