3話~二人は食料求める~ ページ4
コビーside
な、何なんだ？誰だ？ルフィ？A？
え？名前……うん、わかんない誰だ？！
あっいやそれよりも！！
コビー「早く逃げて！！仲間を連れて戻ってきたら殺されちゃいますよ……！！」
ルフィ「それにしても腹減ったなぁ」
貴女「そうだねぇ、何か無いかな？」
駄目だこの人達全然人の話を聞いてない！！
コビー「何を呑気なこと言ってるんです？！甲板の上にはまだ沢山仲間が居るんですよ？！
こっちの…ほうへ…！！」
何故か危ないと言うのに出ようとする二人の腕を引っ張るも凄い力で逆に引きずられてしまう
えっ待って力強すぎません？！特に女の子の方！！
ルフィ「おほぉ〜！！食いもんだ！！姉ちゃん食いもんだぞ！！」
貴女「わーい！！ルフィ、二人で食べつくそー！！」
ルフィ「おー！！」
扉の先は幸いな事に少し暗い食料庫
コビー「ここなら見つからないかも知れませんね……」
あわよくば僕も……なんて無理な話なんだろうけど
貴女「あっリンゴ！ルフィ、リンゴ見つけた！」
ルフィ「お！！うっまそう！！」
コビー「ぼ、僕コビーって言います…ルフィさん、とAちゃん、ですよね？
凄いですねぇさっきはどうやったんです？」
バクバクと次々にリンゴを食べていく2人に話しかける
さっきはルフィさんの強さしか見てないけど、あの状況……剣を向けられたにもかかわらず怯えた様子がなかったAちゃんも
きっと強いのだろう
僕なら怯えて直ぐに腰が抜けてしまうのに
貴女「ちゃん…？まぁ良いか」
ルフィ「美味いぞこれ！この船海賊船か？」
あぁ……また人の話を聞いていない…！
コビー「いえ、この船は違います…たった今アルビダ様が襲ってる最中の客船です……」
ルフィ「ふーん、まっどうでも良いんだけど」
貴女「んー…！美味しいー！これならいくら食べても飽きないや
あぁそうだ、コビー君！この船に小船とか無いの？」
え？小船？なんでまた……そういえばさっき樽の中にいたし、何なんだ？この人たちは
コビー「あ、あるとは思いますけど……」
ルフィ「俺達の船、おおうずに飲まれちゃってさぁ」
コビー「えっ？あの大渦に？！普通死にますよ？」
ルフィ「いやぁー！あれにはびっくりしたなぁ、実際」
コビー「はぁ……？」
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年10月19日 4時
