21話~政府公認の自由人~ ページ22
ﾊﾞｸｯ
ｺﾞﾘｯ
ｶﾞﾘｯﾍﾞｷﾍﾞｷｯｸﾞｼｬｯ
口を伸ばし巨大化させて飛んできた弾丸を全て食べていく
んー…鉄と火薬の味！美味しいかと言われたら微妙だなぁ
海兵「「「なっ！！？！」」」
ゾロ「はぁーーっ？！！」
コビー「えぇぇ！？！！」
モーガン「…？！！」
貴女「んぁー……味は微妙だし数は少ない、これじゃあ全然腹の足しにはなんないや
…ん？どうしたの？もっとちょーだい！私のゴハン！！」
撃たれてきた弾丸を綺麗に全て食べ尽くして飲み込み次の弾丸が飛んでくるのを待つが
何故か皆口をあんぐり上げさせてびっくりしているようで、全然銃を撃ってこない
えー？これくらいで驚いてちゃ忙しないよ？
貴女「全く……これだからクズの上司がいる社会は成り立たないんだよ
誰が誰を殺すって？モーガン
私を殺したら、政府が傾くのを知っての所業か？政府のアザラシよ
貴様が知らないとは言わないよなぁ？」
まだ足りない為足元に運良く転がってる大きめの石を拾い、バリボリと齧っていく
あ、塩かけたら案外美味しいかも
モーガン「……？！まさかお前がっ！政府公認の…！？！」
ようやく気づいたか、鈍感だね大佐
上に立つ間に威張り散らしてるせいで勘でもにぶったんじゃないのか？
貴女「A、シャーロット·A
政府公認の旅人で物理的にも概念的にも自由を認められた中立人
私を処刑したら、幾ら大佐と言えど用済みと言われ切り離されるぞ？
まぁそんな事になる前に私が喰ろうてやっても良いんだが」
でも、今私が君たちを食べても逆に私が上から怒られるんだよねぇ
だからさ
モーガン「ふ、ふんっ！！俺ほどの奴を海軍が手放すわけがねぇ！！
お前もそこにいる2人とあの麦わらの奴と4人でクーデターでも起こそうってのか？！」
ゾロ「俺はずっと1人で戦ってきた、兵隊を取り巻きに威張り腐ってるおめぇとは違ってな！」
モーガン「ロロノア・ゾロ、シャーロット·A
この俺を甘く見るなよ？貴様らの強さなどこの俺の権力の前ではカス同然だ！！
構えろ！！」
権力って………自由に囲われた私に権力なんか通じないのに、そしてその自由は政府がくれたんだ
私を殺したら君、反逆罪に問われるよ？
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年10月19日 4時
