15話~腐った金色キノコ~ ページ16
コビー「なんて酷いことを……」
貴女「ねぇ食っていい？
あれってキノコでしょ？ねぇルフィ、あの悪いキノコ食っていい？」
食べ物を粗末にするやつは食べて罰してあげることが一番だもん
ねぇ駄目？
ルフィ「駄目だ、まだ食っちゃダメだ姉ちゃん」
駄目か……あぁ、そうこうしてるあいだに女の子泣き始めちゃった…
可哀想に、大丈夫
私が後でちゃんとしっかり罰しておくから、だから泣かないで？
女の子「ﾋｯｸ…あたし……ｯ一生懸命作ったのに…！」
「あーぁ、お前この貼り紙読まなかったのか？
罪人に肩入れし者、死刑に処す
海軍大佐モーガン」
女の子「っ！？」
「ガキでも、親父の怖さは知っているようだな」
ルフィ「親父？」
コビー「じゃああれは、モーガン大佐の息子？」
貴女「世も末だね」
「おい、このガキ投げ捨てろ」
海兵「……？！」
「塀の外に投げ飛ばせっつったんだよ！俺の命令が聞けないのか？親父に言い付けるぞ！」
海兵「……っはい！ただいま！」
あの金色キノコまだ食べちゃダメなの？あんなの要らないじゃん、腐ったキノコだもん
ねぇ？駄目？
女の子「いやぁっ！」
海兵「すまん、嬢ちゃん…体を丸めてっ」
！……へぇ、あの海兵…というよりモーガン大佐って奴とあの金色キノコ意外の他の海兵達はまともな人なんだねぇ
うん、好印象だ！ごーかく！
女の子「きゃーっ！！」
貴女「よ…っと！」
女の子が塀の上から投げ飛ばされた瞬間に壁を蹴って、投げ飛ばされた女の子をキャッチする
うん、あの海兵のお陰で怪我も何も無さそうだね
良かった
貴女「だいじょーぶ？」
女の子「う、うん…ありがとう」
コビー「大丈夫ですか？！Aさん！！
君、怪我は無いかい？」
ルフィ「姉ちゃん」
貴女「そうだね、ルフィ」
女の子はコビー君に任せて、私とルフィは塀をとびこえて中に入りゾロって人の前に立つ
ゾロ「………！」
ルフィ「お前悪いヤツなんだってな？」
ゾロ「テメェらまだ居たのか」
ルフィ「こんな所で晒しもんになって…お前本当に強いのか〜？」
ゾロ「余計なお世話だ！！」
へぇ……怖いって噂の割には普通に話は通じるし、これだけ近づいても殺気は感じられない
良い人、かもね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年10月19日 4時
