13話~海賊狩りのゾロに~ ページ14
貴女side
結局コビー君は私に血ではなく髪をくれました
うん、まぁ…良いんだけど……
血を飲む時って皮膚を少し削って肉を少し噛むから血と一緒にサラリと何気に肉を食べれるんだよね
だから血の方が良かったんだけど……何故か顔を真っ赤にさせて髪の毛1本渡された
うん、まぁ、いいんだけどね？
あっ因みに、私が食べる為に作った傷は私が舐めれば直ぐに治るよ！唾つけときゃ治るってやつ！！
貴女「んぁー！お腹すいたぁ！！ねぇ海軍まだなの？早く行ってゾロって人見てご飯食いたい！」
コビー「も、もうすぐですよ！ほら、あそこに見えるのが海軍です」
ルフィ「へー」
海賊狩りのゾロって人がいるというとある島に降りて、海軍に捕まっているというので海軍を目指す
も、何やらこの街はお菓子……じゃなくておかしい
ゾロと言えば怯えるのはまだわかる
でもモーガン大佐って、海軍の人の名前を出しても怯えるんだから
おかしな島だよ
ルフィ「おぉし、ここだな！」
貴女「やっと着いたー…」
コビー「！……とうとう来たんだ…！ここでお別れですねルフィさん、Aさん
短い間でしたが………ん？」
貴女「ねぇゾロいる？」
ルフィ「んー…あっいた！あっちだ！」
コビー君が何やら涙ぐんで喋っているが尽くスルーしてゾロって人を探す
あっ本当だ、あんなところに磔に…
向こうの塀まで行き、登って中を見てみれば目の前に磔にされたボロボロのゾロって人がいた
コビー「もーいるわけないで……っ！？」
黒い頭巾に緑の腹巻、白いシャツに黒いズボン
中々面白い格好だな〜
ルフィ「あの縄解けば簡単に逃がせるな！」
貴女「だね〜」
コビー「ばっ馬鹿な事言わないで下さい！！あんな奴にがしたらどーなるか…！
ルフィさんもAさんだって殺そうとしますよきっと！！」
貴女「だいじょーぶだいじょーぶ！」
ルフィ「俺も姉ちゃんも、強いから！」
必死だねぇ…コビー君
それよりも、ゾロって人の意識がこっちに気付いたね…視線を感じる
それと警戒心と少しの敵視
殺気はない……ということは、だ
ゾロ「おいお前ら、目障りだ
失せろ」
おぉ！目付き怖っ！！狩る人の目だねあれ！
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年10月19日 4時
