【ツイステ】森のくまさん系のスカラビア寮生男子生徒・３

147話~俺を信じるんだ~ ページ50

　

カリム「俺を信じてくれないか？A






俺を信じて、俺だけの本当のAを見せてくれ



あっ間違えた！！俺だけの前で本当のAって言いたいんだ！」








なんか凄い間違え方したッスね…カリム寮長らしいっちゃらしいッスけど





俺以上に俺を知ってるカリム寮長の前だけでは、か






きっと俺が気付かない間でやはり何処か区切りをつけているんだろう、そうでないと任務の時感情があっては邪魔になるだけだから





意志や感情は人間との衝突を生む





そうなれば任務は遂行できない








だから俺は無意識下できっと区切ってるんだろ





……出来るだろうか、こんな俺が









貴方「…………カリム寮長」







カリム「出来るさ、お前はやろうと思えば何だって出来るし、なんだってなれるからな









俺の手を取れ






俺を信じてくれ、A」









夜なのにお日様の様に明るく笑って俺に手を伸ばすカリム寮長





アンタは何時も彼奴らより眩しい笑顔で笑うよな







何時も何を見て、そんな顔ができるんだ？









アンタを信じてアンタの傍にいればその理由がわかるのか？






俺も、アンタみたいに人を信じるために疑えるのか？









俺は………何の条件もなく、笑っていいのか？









　





　





　



　





カリム「ゆっくりで良い、無理しない早さでいい









　



　



　



　


大丈夫、お前ならちゃんと笑える









お前ならちゃんと人生を笑って過ごせるさ！









俺が導いてやる！！






何だったらお前の兄ちゃんも一緒に俺がお前達を笑わせてやるからな！！！」









　





　






　








ほんと、何でアンタみたいなのがここに入れたんだろうな……









　



　


　




もう一度、何も考えずに笑ってもいいのか？






カリム「あぁ！！」







もう一度、楽しみを持ってもいいのか？






カリム「勿論だ！」







　



　
道具の俺達が、人間になっても良いのか…？







カリム「当たり前だろ！お前の父さんだってそれを望んでる！！俺も勿論望んでる！！！」




　







　




　



　



貴方「もう一度…俺達は人間(姉ちゃん)の言葉を信じて









良いのか……ッ？」









カリム「信じろ！信じて信じて、信じまくれ！！






まずは俺から信じてみてくれ！






俺はお前達を裏切らない！絶対に！！！」

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