146話~お前以上に俺は~ ページ49
貴方「…………」
カリム「！そうか、守る為か
Aはやっぱり優しいな！！偉いぞ〜！」
ﾜｼｬﾜｼｬｯ
貴方「…ッ！」
……この学校に来て、なんだかやけに頭を撫でられることが多くなった気がする
嫌、という訳では無いが
なんか…こう………慣れないせいか、なんと言えばいいのか分からないな…
というか、それよりもだろ
貴方「ッ……！！」
カリム「え？ジャミル？ジャミルなら疲れてもう寝てるぞ！
俺は元々トイレに行こうと起きたんだ、そしたらたまたまお前がここにいるのを見つけてな」
貴方「………不用心…っす」
カリム「だな！でもまぁAが居るしいいかなって」
貴方「…？」
俺が？
カリム「お前途中で俺が見てたの気付いてただろ？
俺はお前の手の届く範疇なら、何があってもAが守ってくれるって信じてるからな！
だから安心して俺は一人で寮内を歩けるんだ」
何時もありがとうな、って言ってまたカリム寮長は俺を撫でた
……別に、だって俺はそれがここに来た役目だから
何も褒められたりお礼を言われる様な事をした覚えはない
人間の感性はよくわからないな
貴方「………はぁ」
カリム「そうため息着くなよ！入学して早々の夜俺を守ってくれたんだしAは胸を張っていいんだぞ？
お前って自分の為した事に頓着がないって言うか自覚がない所があるけどさ
偶には自分と向き合って、自分を
貴方「！…………何で…」
何でアンタがそれを…
カリム「お前の主が俺の親戚だからな、会ったことはなくてもお前の事はそりゃもう我が子を語るかのように聞かされてたんだ
だから俺はお前が思ってる以上にお前を知ってるんだ
ジャミルも知らない事をな！」
王様、貴方が犯人か
なんてことを話してくれているんだ、こんな純粋で穏やかな人間に俺達の話をするなんて…
カリム「だから、お前は俺だけの前では意識しなくていいんだぞ
お前がお前のままでいいんだからな
誰も咎めないし誰も責めないよ」
貴方「…………」
俺が、俺のまま……？
俺は常に俺、だと思うんだが…違うのだろうか
レオナ先輩方からも指摘されていたが…
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しおん - んもぅ！森のくまさん尊すぎ… (2021年4月21日 1時) (
レス) id: 0cc7782993 (このIDを非表示/違反報告)
シン - もうこれといってはなんぼですが最&高ですねｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ (2021年4月11日 10時) (レス) id: d62df37396 (このIDを非表示/違反報告)
カイ - ツイステの方も頑張ってほしいのですが、あんスタの方も更新してくださるとありがたいです。 (2021年3月28日 21時) (レス) id: cfcfb7c0ae (このIDを非表示/違反報告)
悪魔ミカエラ(プロフ) - 好きです（語彙力消失）更新頑張ってください！！！！ (2021年1月11日 23時) (レス) id: 5e908fec79 (このIDを非表示/違反報告)
凛月-ﾘﾂ-(プロフ) - みやさん» 見れました見れました！！上手っ！！カッコイイ！ (2020年12月28日 19時) (レス) id: 72d8eb68df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年12月15日 1時
