124話~実は最初の方から~ ページ27
暫くして…
アズール「………寝ましたか？」
フロイド「うん、ぐっすりだよ〜」
ジェイド「こうでもしないとA君は体を休ませませんからね」
水に睡眠薬をA君に見合った分だけ入れて置いたから、あの後少し時間が経ったらA君は静かに眠りについた
今はA君が泊まるために用意させた部屋に運んでベッドに寝かせている
貴方「…………」
音もなく寝る君を見るのはこれで何回目か
偶に君は監督生さんですら誰もいない時間帯に外で日向ぼっこしてうたた寝していますよね
しかもその周りには自然と野生の動物達が集まる、何ともまぁ既視感のある光景でしたよ
ジェイド「ほんと、目に入れても痛くないほど綺麗な顔をしていますよね」
フロイド「寝顔の蝋人形みたいで少し恐ろしいけどねぇ」
アズール「……ヴィルさんも羨ましがるわけですよ、しかもこれで森のくまさんなんですよ？凄くないですか？
まさに立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花ならぬ
立てば男前座れば癒し歩く姿は美しい、ですよ
よしジェイド、フロイド………アレを」
フロイド「はぁい」
ジェイド「準備は出来ております」
指を鳴らせばフロイドは籠に入った薔薇の花弁をA君の寝るベッドの上に撒いていく
神秘的かつA君特有の何処か未だに幼さが抜けていない所を殺さない様に撒いていく当たりフロイドもプロですね
そしてそんな薔薇の花弁が撒かれているベッドに寝ているA君をすかさず様々な所から撮っていくジェイド
なんて素晴らしい連携
A君の寝顔もさっきより穏やかになりましたね、良かった
一応花弁1枚1枚にこんな事もあろうかと、嗅覚の良いA君専用に控えめ且つ癒し効果のある液に浸しておいたんですよ
良い夢を見てくれていると良いんですが
これも全て僕達個人個人の私利私欲、といつもノルマ以上に働いてくれるお礼です
A君は甘やかされたことがあまり無い、というより甘えるという思考を持っていないので
ここにいる限り、僕達で蜂蜜よりもドロドロで噎せ返りそうなほど甘く甘やかしてあげよう
と、実はA君を初めて見た時から僕達三人は決めていたんですよ？知りませんでしたよね？
ふふ、ドロドロになったA君を抱えるのは僕達ですからね？
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しおん - んもぅ！森のくまさん尊すぎ… (2021年4月21日 1時) (
レス) id: 0cc7782993 (このIDを非表示/違反報告)
シン - もうこれといってはなんぼですが最&高ですねｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ (2021年4月11日 10時) (レス) id: d62df37396 (このIDを非表示/違反報告)
カイ - ツイステの方も頑張ってほしいのですが、あんスタの方も更新してくださるとありがたいです。 (2021年3月28日 21時) (レス) id: cfcfb7c0ae (このIDを非表示/違反報告)
悪魔ミカエラ(プロフ) - 好きです（語彙力消失）更新頑張ってください！！！！ (2021年1月11日 23時) (レス) id: 5e908fec79 (このIDを非表示/違反報告)
凛月-ﾘﾂ-(プロフ) - みやさん» 見れました見れました！！上手っ！！カッコイイ！ (2020年12月28日 19時) (レス) id: 72d8eb68df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2020年12月15日 1時
