【ツイステ】森のくまさん系のスカラビア寮生男子生徒 (ページ6)

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5話~漢の中の漢なのか~ ページ6

グリム「ふな"っ？！い、嫌なんだゾ！？！この肉はオレ様のだ！！」

「あ？新入生の癖に先輩に対するがなってねぇんじゃないの？ちょっと裏来いよ！！」

本当になんて大人気ない先輩なんだ！！？

デュース「せ、先輩…校則に魔法での私闘は禁じると……」

「私闘〜？これは先輩から後輩への教育的指導って奴だよ！」

「歯ぁ食いしばれ！！！」

ｶﾞﾀｯ

先輩がマジカルペンを上へ振り上げると同時に、隣から誰かが立ち上がる音がした

いや、隣だから誰がたったかなんて分かりきってるけど……

貴方「…………」

ユウ「あ、アルファーレス君……？」

アルファーレス君は相変わらず顰めっ面のまま先輩達の所へ無言で詰め寄っていく

貴方「…………」

「？！な、なんだよテメェ………！！」

「何か俺たちに文句でもあんのか？さっきも言ったけどこれは先輩からの指導だぜ…！？」

当然、高身長でガタイも良くて顰めっ面で終始無言、そして物凄い威圧感とゴの字を背後に纏うアルファーレス君

そんなアルファーレス君に、怯えない人はいないだろう

現に先輩方もアルファーレス君に怖気始めた

すると突然アルファーレス君は先輩方二人の頭を鷲掴みにした

……鷲掴み！？！

貴方「…………喧嘩は駄目っすよ」

「「………はぇ？」」

ｶﾞｼｶﾞｼ

頭を鷲掴みにしたと思ったら、頭を乱雑に撫でたアルファーレス君

喧嘩は駄目……もしかして止めてくれた？問題が起こる前に

貴方「………………」

グリム「ふなっ……A？」

先輩達の頭から手を離して二人の背を違う方向に向かせて押すと、アルファーレス君はグリムを抱え上げた

貴方「……………どれっすか？」

グリム「！ジャムパンとオムレツと…もっと沢山だゾ〜！！！」

貴方「………っす」

え〜……普通に良い子だわアルファーレス君

鶏肉のグリルを机に置いてグリムを抱えたままビュッフェに向かうアルファーレス君の後ろ姿は

何だかかっこよく見えた

エース「何考えてるか分かんねぇけど…」

ユウ「さらりとカッコイイね…アルファーレス君」

デュース「……漢の中の漢だ…！！(今度弟子入りしよう！)」