君ってやつは...。 ページ42
さて、あのまま着替えてね？？
疲れたから布団に埋もれてたらいつの間にか寝てて朝なわけで、
起きてみればベタベタして気持ち悪いし
朝風呂しようと思って部屋から出るわけじゃないですか。
開けた瞬間大量の花がぶわっと、うん、ぶわっと降り掛かってくるとは誰も思わないよね、
ふわっ...を通り越してドサドサドサと。
しばらく固まったよ。
「おはよう主！驚いたか？？」
ひょっこりと上から顔をのぞかせる鶴丸国永さん。
いや驚いたか？？じゃないよ、いや本当に。
てかどうやって屋根裏に入ったのかな君。
あれ？？昨日のは夢じゃないよね？？うん？？
それともあれかな？？
夢の中で私と君はいつの間にか仲直りみたいな事をしたのかい？？鶴丸国永くん。
「？おーい、主？」
鶴丸さんが私の前に来て手を振る。
『あっ、うん、おはよう...鶴丸さん』
おっかしいな、君昨日あんなに気まずそうな顔してたじゃないか。えぇ...?
「まぁ、その、なんだ、終わったことは終わったことだ！」
あ、そういう...?
「俺も気にしないし、主も気にしないでくれ。
昨日は済まなかったな！」
鶴丸さんが困った様な笑顔を見せる。
『あぁ...いえ』
私も困った様ににへらと笑ってみせる。
『じゃあ私は朝風呂に行くんで...』
「あぁ、そうか。邪魔をして悪いな！」
『いえ』
「ところであれはなんだ？？」
あれってなんだよ。
私は鶴丸さんが指でさした中庭を見る。
そこには私のゲーム機が。
...何故！！？！？
え？！もしかして壊れてる！？
私は急いでそちらに向かう。
もう少しでゲーム機にたどり着きそうなところで、
ﾄﾞｻｧッッッ！
『あいたっ！？』
落とし穴に落ちた。
いやまって何この落とし穴。
は？うん？え？
「あっはっはっはっは！！まんまとひっかかったな主！」
貴様かぁぁｯ！！
君ってやつは...君ってやつはぁ！！
貴様などさん付けするにも値しない！！←
『〜ｯ！！鶴丸ゥゥゥゥッッッ！！！！』
「わっはっはっはっは！！！」
本丸に私の声と鶴丸の笑い声が響いた。
朝っぱらからこんなに騒ぎ立てて清光に怒られたのは言うまでもない。
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雀（すずめ）(プロフ) - メランコリーさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年4月1日 16時) (
レス) id: 9f6543c7b9 (このIDを非表示/違反報告)
メランコリー - 面白いんですけど、たまにシリアス？入ってて、個人的に好きです！更新待ってます！ (2017年3月30日 17時) (レス) id: f9cb988cce (このIDを非表示/違反報告)
雀 （すずめ）(プロフ) - アヤさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年11月22日 7時) (レス) id: 8ad019aaa3 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - すっごく面白いです！更新頑張って下さい！！ (2016年11月21日 14時) (レス) id: 77ba50580a (このIDを非表示/違反報告)
雀 （すずめ）(プロフ) - 唯さん» ありがとうございます！頑張りまっせ！ (2016年10月15日 22時) (レス) id: 8ad019aaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雀 （すずめ） x他1人 | 作成日時：2016年9月25日 0時
