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その後、「ゼリー食べる？」と聞いても
まだいらない様子の北山。
朝ごはんはまだ食べてないそう。
「北山、寝たら？」
「ううん、藤ヶ谷いるから起きてる。」
「なんだよそれ、寝ないと治らねぇぞ」
「いいの。藤ヶ谷と喋ってると元気出る…」
目を細めて笑う北山。
言ってる事も表情もすごく可愛くて
大声で叫びたくなる。
全国のみなさーん、
こんな可愛い子見たことありますかぁー！
なんてね。
「藤ヶ谷…」
「ん？」
「ふふ…なんでもない、」
何今の、録音しておけばよかった。
まるで「どこにも行かないで」と言われてるような
甘い雰囲気。
そんな雰囲気を作り出した当の本人は
また目をとろんとさせて
とても眠そう。
・
「北山、やっぱ寝なよ。」
「…」
「俺、ここにいるからさ。」
すると少し不満そうな顔をしたが
素直に目を閉じた北山。
相当眠かったのか、すぐに寝息が聞こえてくる。
「ふぅ…よかった。」
あのまま寝てくれなかったら
さっきの甘い雰囲気でどうにかなるところだった。
風邪引きの北山を襲うなんて
どう考えてもダメ！
今日は耐えろ、俺。
・
・
そういえばと思いあたりを見渡す俺。
初めて入った北山の部屋。
しかもいきなり寝室。
物は少なく女っけも全く無い。
少し他の部屋も覗いてみたが
彼女がいるような形跡は無い。
「よかったぁ〜…」
彼女がいたりしたら
俺がショックで倒れるところだったよ。
ふう。安心安心。
そうだ、冷えピタ貼ってあげよう。
残りはゼリーと一緒に冷やしてこよう。
寝ている北山の前髪を上げて
冷えピタを貼ると
気持ちよさそうな表情をした。
「はやく…よくなるといいな、」
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たゃん(プロフ) - akariさん» ありがとうございます ！えぇ、ほんとですか〜！楽しみにしていただけて嬉しいです…涙 続編のご報告、お待ちください。ありがとうございます！ (2017年11月2日 10時) (
レス) id: 9d6195d459 (このIDを非表示/違反報告)
akari(プロフ) - 完結おめでとうございます！！もぉ最近の毎日の楽しみこれでしたもん！笑笑続編まってますね！ (2017年11月1日 23時) (レス) id: 94186967b7 (このIDを非表示/違反報告)
たゃん(プロフ) - yuriさん» ありがとうございます ！キュンとして貰えたなら本望です…！嬉しいです。続編のご報告もお待ちください！こちらこそご愛読ありがとうございました。 (2017年11月1日 21時) (レス) id: 9d6195d459 (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - たゃんさん、完結おめでとうございます。最後の可愛いみっくんにキュンっとしました。藤ヶ谷さんはこれからもメロメロだろーなー！続編もどうかありますように…素敵な作品をありがとうございました！ (2017年11月1日 19時) (レス) id: c775aeb07a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たゃん
| 作成日時：2017年10月21日 23時
