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あの後、どうやってお金を払ってどうやって家に帰って来たのか記憶が曖昧だ。

二階堂からのLINEは申し訳ないが返す気になれない。アイツは北山先輩があの店で働いていることを知らない。俺が指名したのも女だと思っている。



















バサッとスーツのままベットに寝転んだ。
まだ顔が熱い。胸がずっとドキドキしてる。



















「なんか…やばかったなぁ、、、」



















あの刺激的な冷めた目に似合わない長いまつ毛やぷるんとした唇が忘れられない。会社ではほぼノーセットの髪もあの店ではちゃんとセットしてあり長いところは耳にかけてあった。その耳に光るピアスも全て俺を虜にさせた。



















「だめだ、俺先輩のこともっと好きになってる、、」



















初めて見た時からずっと暗い瞳の奥が気になって仕方なかった。今日、そんな先輩の事をもっと知りたいと思ってしまった。

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作者名:たゃん | 作成日時:2018年9月28日 1時

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