白尾学園恋愛部【ω/t】【短編集】 (ページ10)

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sm「なぁ……今日……寿司行かね……？」

細々と緊張した声で貴方にそう声をかけた彼。さっきまで配信で仲間内でこのあとご飯行くという流れだったのに、急に断っていたのでどうしたんだろうと不思議に思っていたところへのお誘いでした。

「悪かった……その……一緒にいる時間は有限だもんな」

と言って貴方の手をとっておもむろに靴を履き始めました。貴方が「私こそ」と言うと彼は普段見せない笑顔を見せ、「ばっかやろう」と優しく言いました。

喧嘩時間：およそ三時間

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kryn「お腹すいたでしょ。ほら座って」

貴方が何気なしに帰ってきたのを見て、彼は食事をするように言いました。貴方は家を無理やり出ていってから何も飲み食いしていなかったのでかなりお腹がすいています。

「俺がお前養ってあげないで誰が養うのさ」

遠回しに「これからもずっと一緒にいて欲しい」と言われた気がして、「ありがとう」と返すと、彼の頬がほんのり赤くなった気がしました。

喧嘩時間：およそ二時間