今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:10,230 hit
小｜中｜大
＊ ページ4
sm
「……ふーん、やれば出来るじゃん」
彼に勉強を教えて貰っている間、過去一回も聞いたことがない彼からの褒め言葉に、貴方は吃驚してしまいました。彼が「なんだよ」と若干不満を示しても、貴方は「何でもない」の一点張りで、彼の疑問は晴れません。そこで彼は、貴方にどうにかして話してもらおうと一か八かの賭けに出ます。
「……隠すんだったらもう勉強教えてやんね」
.
kr
「おお！ いいねいいね！」
優しく教えてくれる彼は、もはや貴方の家庭教師です。貴方はそんな彼にも惚れてしまっています。貴方に理解してもらうために必死に考えて伝えている彼の教えは、嫌でも貴方の中にスっと入ってきます。学校の授業の担当が、全部彼なら良いのに、なんて考え事をしていると軽くチョップをされました。
「これ、勉強中に余計な事考えない」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷華 璃瑠 | 作者ホームページ：http://https://mobile.twitter.com/K_hyoukariru
作成日時：2020年10月28日 23時
